LA市:08年犯罪率が40年来最低、「警官増員に起因」

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ロサンゼルス市警察(LAPD)はこのほど、2008年にロサンゼルス市内で発生した犯罪率の統計を発表した。ニューヨークやシカゴでは一昨年より増加した一方で、ロサンゼルスは1969年以来最低だったことが分かった。これを受けウィリアム・ブラトン同市警察本部長は、警官増員と各機関協力組織の成果とたたえた。

CNS電が伝えたところによると、08年にロサンゼルス市内で発生した殺人件数は計381件で、07年から15件減少。69年の377件に次ぐ低さとなった。381件中、161件が午後6時から午前零時の間に発生。一方94件は土曜日の夜から日曜日の朝にかけて発生していることも分かった。

従来、夏季は犯罪が増加するといわれるが、08年7月に発生した殺人は20件と、66年7月以来最低で、8月と9月は過去40年来の低さだった。

08年に発生した殺人の3分の2は、路上および歩道で発生、85%は銃による犯罪だった。また、被害者のほとんどが、自身と同年代、同人種により殺害されていることも分かった。チャーリー・ベック同市警察本部長補佐によると、殺人の半数以上がギャングがらみの犯罪のため、過去6年間にわたり、同年代、同人種による殺人が大多数を占めるという傾向に変化はないという。

一方、凶悪犯罪は67年以来、窃盗犯罪は59年以来ともに最低。08年に発生した両犯罪は計12万5166件で、人口が現在の約半数だった61年(12万671件)以来の低い発生率となった。

その他の犯罪は、強姦が786件、強盗が1万3354件、加重暴行が1万1993件、住居侵入窃盗が1万9402件、重窃盗が2万2268件、車両窃盗が2万9870件、個人窃盗が2万7112件だった。

一方ギャング関連では、殺人が一昨年比24・6%減、加重暴行が15・3%減、強姦が9・5%減、強盗が2・2%減とそれぞれ減少した。

【訳=中村良子】

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