Earth Marathon-Arrival

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デッキで両手を広げ北米大陸の上陸を祝う寛平さん

デッキで両手を広げ北米大陸の上陸を祝う寛平さん

陸路を得意のマラソンで、海路はヨットで世界を一周する「アースマラソン」に挑み昨年1217日に大阪をスタートしたお笑いタレントの間寛平さんがこのほど、ロングビーチ港に到着した。今年元日に千葉県鴨川から米大陸に向け出港、この日69日間12710キロに及ぶ太平洋横断に成功し、念願の世界一周へ第一関門を突破した。

港には報道陣や航海ブログをチェックし駆けつけた日本人ファンら約100人が到着を待ち構える中、寛平さんはデッキから「カンペー」という声援に応え大きく手を振りながら入港した。妻光代さんを見つけると、思わず号泣。船から飛び降り「着いたぞー」と雄叫びをあげ、万歳三唱し最初の長旅の成功を祝った。

寛平さんは、記者団に囲まれ「少しふらつく」と言いながらも疲れた様子も見せずに荒波に打たれた航海を振り返った。辛かったのは、「なぎでヨットが進まず何もできなかったことが一番しんどかった」。逆に楽しかったことは「『がんばらねば』と、大嵐を乗り切れた瞬間」と語った。

寛平さんは手を振りながら入港し接岸した

寛平さんは手を振りながら入港し接岸した

「ブログの書き込みを見るのが一日の楽しみだった」と応援メッセージを糧にしたといい、在米日本人に向け「応援に来て下さい」と、後押しを呼び掛けた。船内では、北米大陸横断に備え筋力トレーニングに務め、食事は「おかゆがおいしかった」。今食べたいものは「ヤキニクー」と何度も叫んだ。太平洋横断は「世界一周の自信にはまだなっていない」と、これからの遥かな旅を見据え気を引き締めていた。

カメラマンのリクエストに応えては、再びデッキに上り得意のギャグを披露するなど芸人魂を見せつけた。健康診断を受け、英気を養い2、3日後に一路ニューヨークへ向け走り出す。1日50キロを目標に、5日走って1日休むペースを予定している。

アースマラソンは、「地球一周が夢だった」という寛平さん自らが発案。ランニング2万キロ、ヨット1万6000キロの計3万6000キロを2年と半年を掛けて世界一周する壮大なプロジェクトだ。人力と風力だけで進む「エコ」の旅と寛平さんは胸を張る。

アメリカ、ユーラシア大陸、太平洋、大西洋の世界2大陸2大洋を征服する。記録として過去に5大陸を走破した例があるが大陸間移動は空路を使っており、マラソンとヨットで世界を一周するのは寛平さんが世界で最初だという。

米国はロングビーチを起点にロサンゼルス、シカゴを通過してニューヨークまでの約4800キロの道のりを約4カ月で走り米大陸を横断する。その後、大西洋、ヨーロッパ 、 中央アジア、中華人民共和国を経て2011年春のゴールを目指す。

2016年東京五輪誘致大使を務める寛平さん。シカゴとマドリード(スペイン)をルートに選んだ理由は、候補都市として良きライバルであるからだという。開催都市が決定する今年10月2日のコペンハーゲンでのIOC総会を目指す。

寛平さんは今年7月20日に還暦を迎えるが体力維持に努め、同プロジェクトでは1日50キロを20日間連続で走り本番へのデータを揃えた。フルマラソンは国内外で約50回経験し、24時間マラソン(200キロ)や神戸東京間約600キロを7日間で、ギリシャの鉄人マラソン「スパルタスロン」(36時間以内で245・3キロ)を3度走破し、最も過酷と言われるアルチメイト・マラソンを5度走破するなどの健脚を誇る。

チャレンジ中、日本には一度も帰国せず、すべてのレギュラー番組を降板する。アースマラソンのチャレンジを伝えるブログは毎日更新されている

www.earth-marathon.com

【永田潤、写真も】

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