南加日本民謡協会:秋の民謡・民舞ショー 「故郷の情景」楽しむ

0

秋田船方節を披露する日本民謡西村会のメンバー

秋田船方節を披露する日本民謡西村会のメンバー

 南加日本民謡協会(松元富雄会長、加盟8団体)主催の「秋の民謡・民舞ショー」が9月13日、トーレンス市のアームストロング劇場で開催された。
シャンシャン馬道中唄を唄う菅野カツ子さん(左)と小松安子さん

シャンシャン馬道中唄を唄う菅野カツ子さん(左)と小松安子さん

 タック西前会長が総合司会を務め、来年7月に創立30周年を迎える竹嶺会がプログラムの開幕を飾る。「黒田節」「広島木遣り音頭」などの民謡のほか、ポピュラー歌謡「上を向いて歩こう」を演奏して民謡・民舞ショーに新鮮味を加えた。同会代表の木津嶺志津さんは「三味線の練習も兼ねて民謡以外のポピュラー曲にも挑戦している」と語っている。
 続いてステージでは、日本民踊研究会豊春会、菊田会、日本民踊研究会豊淵会、松前会のメンバーにより「秋田節」「唄ばやし音頭」「あゝ金華山」「鳥取の傘踊り」「佐渡おけさ」「日光和楽唄」など日本各地のなつかしい民謡・民舞が披露された。
 同ショーは南加日系商工会議所と南加県人会協議会が後援に当たっているが、前半の19演目が終えたところで半田俊夫日商会頭があいさつに立ち、「古いものは太古の昔から伝わる曲もあり、近世になってからも江戸時代から、明治、大正、昭和、現在へと受け継がれてきた民謡は、日本人の心のふるさとと言える。日本には6万曲の民謡があるとされ、全国津々浦々で親しまれているが、アメリカでもこのように民謡・民舞のショーが40年以上にわたって続けられているのは非常に心強い」との趣旨を祝辞とし、その意義ある活動を称えた。
佐渡おけさを唄う松前会の武久登茂子さん

佐渡おけさを唄う松前会の武久登茂子さん

 後半の部では、西村会、徳島阿波踊り会、松豊会も加わり、「津軽あいや節」「おてもやん」「木遣りくずし」「安里屋ユンタ」など19演目が演じられた。前半の「真室川音頭」や後半の「斎太郎節」「おてもやん」などのように、小さい子供のころから自然と身にしみ込んだ民謡のリズム、節回し、三味線や太鼓の音色に、観客からは「ふる里の情景を思い出しながら、心から楽しめた」との声が聞かれた。【石原嵩、写真も】

Share.

Leave A Reply