南加日系婦人会:11月1日に105周年祝賀会、JSPACCへ助成金授与

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 南加日系婦人会(坪井和恵会長、会員75人)は11月1日(日)午前11時半から、創立105周年を記念した祝賀昼餐会をキョウト・グランドホテルで開催する。同会は、「歴史のあるわれわれの活動を次世代にも広く知ってもらい、伝統を続けていきたい」と話している。

105周年に向け、準備に励む南加日系婦人会の幹部ら。前列中央が坪井会長

105周年に向け、準備に励む南加日系婦人会の幹部ら。前列中央が坪井会長


 式典では、障害を持つ子供たちを育てる日本語を話す親のサポートグループ「手をつなぐ親の会」(JSPACC)へ助成金の寄付を行うほか、特別功労者として、元会長の金井富佐子さん、荒谷サカエさん、生田博子さん、田中幸子さん、猪瀬加代子さん、田中百合子さんを表彰する。
 また、同会の会員には茶道や生け花、書道など日本の伝統文化に長けた会員が多いことから、当日は会員による茶道のデモンストレーション(裏千家、表千家)や生け花の展示(池坊、小原流、草月流)、書道の展示(米国書道研究会)、若柳久三師と若柳久女師による日本舞踊も予定している。
 南加日系婦人会は1904年、日露戦争の勃発を機に、祖国日本を救援する目的でロサンゼルスの婦人有志により「羅府婦人会」として発足。愛国献金や慰問袋の発送など活動をスタートさせた。
「羅府婦人会」発会式の写真(南加日系婦人会100周年記念誌から)

「羅府婦人会」発会式の写真(南加日系婦人会100周年記念誌から)


 日本人社会の発展に伴い、仏教会やキリスト教会に婦人会が誕生したため、同会は各会を総括、26年「南加婦人会同盟」を発足させた。
 第二次大戦勃発で解散を余儀なくされるまで、日系社会でボランティア活動を活発に行った。中でも、37年に除幕式が行われたエバグリーン墓地の「先亡者慰霊塔」建設は、婦人会の団結と熱意を物語るもので、53年の天皇陛下(当時皇太子殿下)ご訪米の折、慰霊塔両側に月桂樹の植樹を賜った。
 56年、現在の「南加日系婦人会」と改称。80年代後半、会員数の激減により一時解散の声も上がったが、山口はつ枝会長(当時)をはじめとする数人が立ち上がり、存続に貢献。現在は会員相互の親睦、社会福祉、日米友好親善、日本文化の高揚と普及、国際交流と発展を主な目的とし、活発に活動している。
 祝賀昼餐会の参加費は1人60ドル。申し込みは10月15日まで。その他詳細は坪井会長まで、電話323・662・5535。メールは―
 [email protected]
【中村良子、写真も】

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