日本高校野球選抜チーム:伊原総領事を表敬訪問

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伊原総領事(左)から激励を受ける選手ら。前列右端が河合主将

伊原総領事(左)から激励を受ける選手ら。前列右端が河合主将

 5日から7日までコンプトンで開催される日米親善高校野球大会に出場する日本高校野球選抜チームが2日、在ロサンゼルス総領事公邸を表敬訪問した。全米日系人博物館では、元強制収容者から体験談などを聞き貴重な経験を積み、夜にはドージャースタジアムでの野球観戦を楽しんだ。
 伊原純一、真規子総領事夫妻は選手1人ひとりを出迎え、夏の甲子園大会の健闘をたたえ、「この大会でも活躍を」と激励した。
 あいさつに立った総領事は、各選手を「高校生として一流の野球人」だと実力を認め、「これから先のプロや大学でも継続して練習し、人格を高め人間としても精進してほしい」と希望した。河合完治主将が選手を代表しスピーチし、「3連戦でしっかりがんばり、親善野球を通しアメリカの野球とアメリカの文化について学びたい」と決意を誓った。
強制収容所の復元されたバラックを見学する選手ら。左から堂林翔太(中京大中京)伊藤直輝(日本文理)新西貴利(都城商)庄司隼人(常葉学園橘)の4投手

強制収容所の復元されたバラックを見学する選手ら。左から堂林翔太(中京大中京)伊藤直輝(日本文理)新西貴利(都城商)庄司隼人(常葉学園橘)の4投手

 全米日系人博物館では、約一時間にわたり見学。農業開拓や写真花嫁、人種差別などの日系移民史を中心に知識を深め、第二次世界大戦で日系人強制収容所の暗い過去についても学習した。収容者の所持品を紹介する展示では、野球用具に足を止めた。使いこなしたスパイクや今とは形状が大きく異なる細長いバットなどに見入った。また、フレズノの2世リーグを訪問した伝説の選手ベーブ・ルースとルー・ゲーリックの写真に興味を示していた。
 野球観戦をしたドジャースタジアムでは、球団の計らいで試合前のフィールドに招かれた。黒田博樹投手があいさつに訪れ、「がんばって」と選手を激励。選手はそれぞれ黒田と握手を交わしたが、恐縮し言葉を発することはできなかった。原口文仁捕手(帝京)は「黒田さんとツーショット写真を撮ることができた」と、大喜びだった。
 選手18人はこの日、午前中にキャッチボールや打撃練習をし約2時間汗を流した。3日は地元チームを相手に練習試合を行い最終調整に務め、大会に備える。【永田潤、写真も】
大リーグ初観戦をしたメンバーら

大リーグ初観戦をしたメンバーら

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