日米親善高校野球大会:全日本選抜が先勝 堂林、決勝ソロ本塁打

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勝ち越しソロホームランを放ち祝福を受ける笑顔の堂林

勝ち越しソロホームランを放ち祝福を受ける笑顔の堂林

 第19回日米親善高校野球大会が5日、コンプトンのアーバン・ユース・ベースボールアカデミー(UYBA)球場で開幕し、全日本高校選抜チームがUYBAチームを8ー5で下し初戦を飾った。全日本選抜は5−5で迎えた九回表に4番堂林翔太(中京大中京)のソロ本塁打で勝ち越し、その裏を八回からリリーフした庄司隼人(常葉学園橘)が3点のリードを保ち逃げ切った。
 全日本は、1回に猿川拓朗(花巻東)の1点適時打で先制点を奪った。二回は連続二塁打などで3点を追加し、4―0とリードを広げた。先発岡田俊哉(智弁和歌山)は6回を投げ3失点で降板した。
 1点リードの全日本は7回表、河合完治 (中京大中京)が右翼にソロ本塁打を放ち5―3に。しかし、その裏から救援した2番手伊藤直輝(日本文理)と、8回からマウンドに上がった3番手庄司がそれぞれ1点を許し同点。失策がらみの失点が続いた。
 ベンチに漂った嫌なムードを断ち切ったのが堂林。九回先頭の堂林は、「真芯でとらえた」という、真ん中に入った速球を右翼に運んだ。主砲の一発で活気づいたチームはその後、2点を挙げ突き放した。
 3戦全勝を目標に置く大藤敏行監督(中京大中京)。先勝したものの、守備の乱れで反撃を許しただけに「点の取られ方がよくない。エラーをなくし、あと2つ勝ちたい」と気を引き締めた。教え子の河合と堂林の貴重な本塁打を「いいところで打ってくれた」と誉めた。
 苦境の中で決勝本塁打を放った堂林は「暗い雰囲気をなんとかしたかった。甲子園の経験が生きた」と胸を張り、修羅場を勝ち抜き手にした全国制覇から、また1つ貴重な経験を積み成長を遂げた。また、先に打った河合との初というアベックホームランに大喜びだった。
 大会は7日まで残り2試合を行い、6日の2日目は堂林が先発する予定。
【永田 潤、写真も】
初となる河合(写真左)と堂林(写真右)のアベックホームラン

初となる河合(写真左)と堂林(写真右)のアベックホームラン


【写真上】グローブを合わせ、勝利を喜ぶ庄司(左)と原口文仁(帝京)のバッテリー【写真下】試合前には開幕式が行われた。君が代斉唱で整列する全日本選抜チーム

【写真上】グローブを合わせ、勝利を喜ぶ庄司(左)と原口文仁(帝京)のバッテリー【写真下】試合前には開幕式が行われた。君が代斉唱で整列する全日本選抜チーム

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