大正クラブ健康フェア:JCHI日系医師ら日本語で無料診断

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 創立45周年を迎えた趣味の会「大正クラブ」は8日、今年で30年目の開催となる「健康フェア」(加藤譲孜実行委員長)を小東京のメリノール教会で催した。今年は、開催直前にロサンゼルス郡から季節型フルー予防接種の配給停止が伝えられたため、当日の混乱も心配されたが、来場者は現状に理解を示し、大きな混乱はなかった。

血液検査をする桜井医師

血液検査をする桜井医師


 今年の来場者は、フルー接種がないにもかかわらず、昨年の470人を多少下回る計441人(男性200人、女性241人。67%が60歳以上)が血液検査や血圧測定など各医療サービスを無料で受けた。
 同健康フェアは、日系の医師や看護師らで構成される日系医療奉仕団体「JCHI」(Japanese Community Health Inc.)のボランティア協力を得て、大正クラブが無料で開催。今年で30年目を迎えた。
会場二階に設置された指圧・マッサージ療法

会場二階に設置された指圧・マッサージ療法


 会場では、内科や整形外科、皮膚科、婦人科、循環器・心臓科、胃腸・消化器科、泌尿科、足膝科、神経科が設置され、JCHIの医師が無料で健康相談に応じた。また、視力や聴力、指圧・マッサージ療法、鍼療法などの特殊技能士をはじめ、看護師や大正クラブの会員などもボランティア参加した。
 血液検査に夫婦で訪れたロサンゼルス在住の栗田清さんと恵美子さんは、「カイザーでも年に一回検査しているが、もっとちゃんと見てもらいたかった」と初来場。清さんは、「カイザーの検査に前立腺も入っていると思ったら、自分から申し出ないとしてくれていないことが分かったので、今日は前立腺もチェックしてもらった」といい、「自分の体のことなので、きちんと日本語で理解しておきたかった」と、来年も夫婦で利用したいと述べた。
 また、ペッパーダイン大学で日本語教師を務める大田幸子さんは、「これだけのイベントを無料で提供できるのは、日系社会の皆さんの努力のお陰」とJCHIや大正クラブのボランティアらにあらためて感謝した。
 JCHIは毎月第3日曜日の正午から午後2時まで、無料健康相談を同オフィス(420 E. 3rd St. #1001)で開催している。同フェアで血液検査を受け、自宅に郵送された検査結果についての相談や日本語での説明などにも応じている。詳細はJCHIまで、電話310・316・5659。【中村良子、写真も】

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