小東京協議会:地下・地上両案に反対表明、リージョナルコネクター事業

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 小東京協議会(LTCC)は3日に行った月例ミーティングの中で、「メトロ・リージョナル・コネクター事業」でメトロから提案されている4案のうち、(1)2街地下鉄案(2)テンプル通り地上路線案の2案に対し、正式に反対を表明する決議を採択、メトロに対し新たな代替案を検討するよう要請した。
 同事業は、パサデナからユニオン駅を通り、イーストロサンゼルス間を走る「ゴールドライン」と、ロングビーチとロサンゼルス・ダウンタウン間を走る「ブルーライン」を約2マイルにわたってダウンタウンでつなぐ事業で、総工費13億ドルを予定。
 メトロが提案していたのは、ブルーラインの7街駅からゴールドラインの小東京駅(15日開通)を結ぶ案として、(1)2街地下鉄案(2)テンプル通り地上路線案(3)バス路線利用案(4)建設なし案―の4案で、LTCCはこのうち連邦政府からも助成金の対象となる地下と地上の両案に反対を表明。メトロに代替案検討を要請した。
 小東京を管轄区に含む第9区のジャン・ペリー市議は、同事業には支持を表明しているものの、工事の対象となっている小東京周辺の声にも理解を示しており、代替案を要請したLTCCの採択に同意した。
 リージョナル・コネクター事業は現在、2008年に住民投票で可決された「提案R」(渋滞緩和と交通機関改善を目的とした事業に向こう30年間計400億ドルを充当)により、1億6000万ドルの事業費が確保されている。今後、ユニオン駅からコリアタウンのウィルシャー/ウエスタン駅を結ぶ「パープルライン」をカルバーシティまで地下鉄で延長する「ウエストサイド地下鉄延長案」とともに、補助金獲得のため運輸局を通じ連邦政府に働き掛ける。【グエン・ムラナカ、訳=中村良子】

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