JRA・日本食の祭典:多種類の料理を紹介

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炭火の香ばしい香りを上げ参加者の食欲をそそった焼き鳥ブース

炭火の香ばしい香りを上げ参加者の食欲をそそった焼き鳥ブース

 「米国日系レストラン協会(JRA・上地勝也会長)」は11月15日、キョウト・グランドホテルで、多種の日本食を一堂に集め一般消費者が試飲・試食をするイベント「日本食の祭典」を催し、約1000人の人出で賑わった。10回目を迎えた今年は、活動目的を同じとする「JFCA(Japanese Food Culture Association・雲田康夫代表)」と共催。今回の成功は今後に向けた意義あるコラボレーションとなり、両者は連携を強めることを確認した。
人気を呼んだ白鶴酒造の試飲会

人気を呼んだ白鶴酒造の試飲会

 メニューの多さなど、「幅の広さ」を誇る日本食。イベントは1度に多種類の料理が味わえるとあって人気を呼び、年々来場者数を増やし、秋の風物詩になるまでに成長した。今年は従来よりも、開催時間を2時間延長し規模を広げた上、入場を時間で2回に分けるなどし、参加者がゆったりと「食欲の秋」を楽しんでもらえるように配慮した。
総勢20人の一般参加者による40フィートのカリフォルニアロールの制作

総勢20人の一般参加者による40フィートのカリフォルニアロールの制作

 今年も主会場の宴会場では一番人気のすしや刺身、酒の試飲・試食のほか、カレーライス、そば、うな丼、天ぷら、デザートのクレープなど多くのブースが並び、どれも行列ができる盛況ぶり。日本庭園では火を使う料理が調理され、焼き鳥、焼きそばを焼く香ばしい香りが参加者の食欲をそそり、出来たての熱々が振る舞われた。
 試食のほか、日本食をテーマにした各種イベントが開かれた。200ポンドのマグロの解体ショーや板前のすしコンテスト、一般参加者による40フィートの長巻きずし作り、すし早食い競争に会場は大いに沸いた。普段は目にすることのできない大きなマグロをおろす包丁捌きやすし職人が披露した美しい盛りつけなどの「芸術作品」に感嘆の声が上がった。長巻き作りは約20人が力を合わせてカリフォルニアロールを完成させ、早食い競争は白熱。どれも、エンターテインメント性に溢れ好評を得た。
 友人の勧めで今回初参加したジョン・モヤハウさんとガールフレンドのノック・ブォングさんは、ウエスト・ハリウッドの和食店「カタナ」の常連客。2人はこの日、好物のすしと地酒のほか、お茶やクレープなどさまざまな料理を食べ「おいしかった。また来年来たい」とご満悦。だが、入場料には納得できない様子で、2人で100ドルを払ったモヤハウさんは「昼にしては高い。1人40ドルなら分かる。でも、楽しめたからいいや」と、話し会場を後にした。
 日本食の祭典は過去10回すべて、小東京で開かれたが、主催者は新たな可能性を求めて会場を移す意向を示しており、来年はビバリーヒルズを予定している。【永田潤、写真も】
すし職人コンテストで優勝した台湾出身のジーン・スーさん(左)と金賞作品

すし職人コンテストで優勝した台湾出身のジーン・スーさん(左)と金賞作品

大勢の見物人の前で披露されたマグロの解体実演

大勢の見物人の前で披露されたマグロの解体実演

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