天皇誕生日レセプション:即位20周年記念も祝う

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トム・ラボンジ・ロサンゼルス市議会議長の音頭で乾杯する参加者ら

トム・ラボンジ・ロサンゼルス市議会議長の音頭で乾杯する参加者ら

 12月23日に76回目を迎える天皇誕生日と即位20周年記念を祝うレセプションが12月3日、ハンコックパークの総領事公邸で開かれた。地元政財界や日系諸団体の代表など約390人が参列し、盛大に祝った。
束帯(左)、十二単の紹介では、記念撮影に納まる人が多くいた

束帯(左)、十二単の紹介では、記念撮影に納まる人が多くいた

 叙勲受章者や日米両国の橋渡し役を務める親日家が参集し、伊原純一・真規子総領事夫妻がていねいに招待客を一人ひとり迎え入れた。
 天皇陛下は今年、即位20周年を迎えられ、日本では記念のさまざまな慶祝行事が催された。この日の公邸では、琴と雅楽の演奏や束帯、十二単など婚礼の儀、即位の礼で身につける装束、皇室の紋章である菊の花(草月流の北島蓉幸さん作)を披露し祝った。
 雅楽の演奏は、浄土真宗の洗心寺の開教使マス・コダニさん率いる「緊那羅雅楽会 (きんならががくかい)」 が担当。天皇誕生日のためにと、明るい3曲を選曲し、笙(しょう)、ひちりき、龍笛、かっこう、太鼓、琴で奏でた。独特の音色を響かせ、宮中行事のような荘厳的な雰囲気を醸し出した。
「緊那羅雅楽会 」 による演奏

「緊那羅雅楽会 」 による演奏

 日米両国歌をフージョンバンド「ヒロシマ」の琴奏者ジューン・クラモトさんらが演奏。山野流着装教室の新藤愛子宗伝らによる衣装の披露では、記念撮影をする人が多く見られた。
 大きなモニターには両陛下の映像が紹介され、みな足を止めて見入った。新年の一般参賀で手を振られる陛下を見た1人の米国人参加者は、訪日したオバマ大統領が天皇に謁見し敬礼したように深くお辞儀をし「天皇陛下に今日、とても親近感が持ててよかった」と語った。
 伊原総領事があいさつに立ち、両陛下が皇太子・妃殿下時代にアフリカ訪問された際に通訳として随行したことを紹介。両陛下の気配りをよく知る総領事は、敬意を表して、この日のレセプションを作法にかなったもので祝おうと決心したと述べ、すべての協力者の貢献に謝意を表した。
【永田潤、写真も】

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