小東京に地下接続駅新設:メトロが「完全地下鉄案」発表

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メトロから発表された代替案構想。2街とアラメダ通りにあるオフィスデポの地下に接続駅を新設する内容(写真=メトロ提供)

メトロから発表された代替案構想。2街とアラメダ通りにあるオフィスデポの地下に接続駅を新設する内容(写真=メトロ提供)


 「ゴールドライン」と「ブルーライン」を小東京で結ぶ鉄道敷設計画「リージョナル・コネクター事業」を進めているメトロはこのほど、2街下に沿って地下鉄を建設、アラメダ通りと2街下に接続駅を新設する「完全地下鉄案」の構想を発表した。小東京ワーキンググループと小東京協議会(LTCC)は同案をそれぞれ承認、さらなる調査と改良を要請した。
 メトロが今までに提案していたのは、ブルーラインの7街駅からゴールドラインの小東京駅を結ぶ案として、(1)2街一部地下鉄案(2)テンプル通り地上路線案(3)バス路線利用案(4)建設なし案―の4案で、LTCCらはこのうち連邦政府からも助成金の対象となる地下と地上の両案に反対を表明。メトロに代替案検討を要請していた。
 これを受けメトロから発表された新構想は、「2街一部地下鉄案」を改良したもの。周辺住民の一番の懸念だった地上(1街とアラメダ通り)での接続を避け、2街とアラメダ通りにあるオフィスデポの地下に接続駅を新設する内容。同案は、当初の建設予想額9億1000万ドルを2億ドル上回る見積もり。
 メトロは、同案はまだ構想の段階であり、さらなる調査が必要であると強調。来年の夏までに環境影響調査などが提出され、周辺ビジネスや住民らの声をまとめ、メトロは来年秋に代替案を決定する予定。【グエン・ムラナカ、訳=中村良子】

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