南加岡山県人会:106年迎えさらに団結、ルーツ探る3世も参加

1

新年会に集まった岡山県人会の会員ら。前列左から3人目が白神会長


 昨年、創立105周年を祝った南加岡山県人会(白神英憲会長)は24日、キョウト・グランドホテルで恒例の新年昼食会を催した。夫婦ともに岡山県出身の岡田裕樹・在ロサンゼルス日本国総領事館副領事夫妻や県人会協議会の中西和彦副会長らを来賓に迎え、会員らは106年目の一歩を踏み出した。
 この日初めて参加した一人、日系3世のラッセル・ウキタさんは、岡山県出身の祖父母を持つ。「今日は、祖父母について、『故郷岡山』について、また自分のルーツを探るために参加した」と、妻のミヨさんとともに、祖母が保管していた1900年初頭の白黒写真を持参した。

自身のルーツを探るため、祖母が持っていた写真を持参して出席したウキタさん


 ウキタさんの祖父は1890年に父親と渡米したが、病気を機に父親だけ帰国。当時10歳程度だったウキタさんの祖父は施設で育ったという。ウキタさんは幼い頃、祖父から「日本人として一人でカリフォルニアで育った経験」を聞かされ、日本や自身のルーツに興味を持った。しかしウキタさんの両親は日本に興味がなく、両親と日本について話をすることはなかったという。
 「私も今年で70歳。このままウキタの歴史をここで止めていいものか、ずっと考えていた。自分自身のためにも、そして子供や孫のためにも、自分はどこから来たのか、岡山県には何があるのかを知っておく必要性を強く感じている」
 ウキタさんはこの70年間、一度も日本へ行ったことがない。「ウキタ家、またはオオタ家(祖母の旧姓)の情報をできるだけ集め、ルーツを探る初訪日の旅に出ることが夢」と語り、会場に集まった岡山県民らから話を聞いていた。
 会場では、同県国際課提供の岡山県を紹介するDVD「晴れの国・岡山の旅路」を放映。今年は3世も多く出席していることから英語で放映し、「故郷岡山」の素晴らしさをアピールした。
 2010年度新役員は次の通り。(敬称略)
 ▽会長=白神英憲▽副会長=生田博子、文谷香恵子、宮本修、小山正雄、吉本奈保美▽副会長/書記=坪井和恵、黒住澄子▽会計=村田都、田淵華津子、小山正雄▽会計監査=練尾勝治、小山暉美、狩山ナホミ、稲野都
【中村良子、写真も】

Share.

1 Comment

  1. Masayuki Onoda on

    The article was an excellent one. The aritcle enable me make a friend with the subject person. I hope to see more article such as this one.

Leave A Reply