南加県人会協議会:新役員就任、任務遂行誓うー「福岡新体制」が船出

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福岡会長(右から7人目)とともに宣誓する2010年度の新役員ら

 「南加県人会協議会」は2010年度新役員就任式と親睦会を14日、モンテベロのクワイエットキャノンで開催し、昨年11月に開かれた役員選挙で会長に選出された福岡健二さん(熊本県)をはじめ新役員が誕生した。福岡会長を中心にステージに整列した役員16人は、伊藤ルイス元ロサンゼルス郡検事の立ち合いの宣誓式に臨み、任務の全うを誓い正式に就任。参加者約220人が「福岡新体制」の船出を盛大に祝った。

就任演説を行う福岡会長

 福岡会長は、日系諸団体と協力して日系、米国社会の発展のために力を尽くし、日米の懸け橋役に徹する決意を表明。「県人会協議会は長年の歴史とまとまりがあり、各県人会とその母県のつながりは、たいへん強い絆である。日米の懸け橋役になれることは間違いない」と、自信を示した。
 県人会と日系社会だけで満足してはならないとし、「いかに米国社会の役に立てるか、恩返しをすることができるか」。それを実現するためには、「日系諸団体と手を取り合って歩み、社会のために貢献しなければならない」と力を込めた。「日系人が共和を得てがんばっていかなければならない。できることからしましょう。やらなければならない。やりましょう」と、連携を呼びかけた。
 さらに、41県人会からなる協議会だが、未加盟もあるとし「県人会はおもしろい、県人会協議会はもっとおもしろい」と述べ、勧誘にも努める。
 就任あいさつでは、具体的な目標や公約を掲げずにいた福岡会長。だが、若者を県人会に引き込む行事を考えている。各県には特産物があるとし、模擬店を出し食文化を中心にした物産展のようなイベント企画のアイデアを持つ。開催時期は、大勢の人が集まる二世週日本祭を候補に挙げた。「若者とともに運営し、収益が出て社会に還元できればなおいい企画になる」と意欲を示している。
 伊原純一・在ロサンゼルス日本国総領事と日系有力団体の各代表ら来賓が祝辞を述べ、新体制での前途に期待を寄せた。それぞれが県人会協議会の社会的役割の重要性を説きながら、協議会が日系社会、日米関係に寄与するためのパートナーであることを強調した。
 昨年度の宮崎マック会長、当銘貞夫幹事、上原淳生通常会計を功労表彰し、福岡会長から感謝の盾と記念品が贈られた。親睦会では、福岡会長の故郷の熊本出身者が多く活動する民謡の竹嶺会などさまざまなエンターテインメントが演じられ、新役員の就任を祝った。【永田潤、写真も】
 新役員は次の通り。(敬称略)
 ▽名誉会長=伊原純一(在ロサンゼルス日本国総領事)▽会長=福岡健二(熊本)▽副会長=比嘉朝儀(沖縄)、岩下寿盛(鹿児島)、当銘貞夫(沖縄)、野田健一(群馬)、中西和彦(佐賀)、森ジョージ(宮崎)、岡本ケイ(和歌山)、西元和彦(鹿児島)、柴田錬蔵(秋田)、原田文夫(群馬)▽幹事=小林正三▽幹事補佐=星峰男(福島)、奥田貞沖(岐阜)▽書記=野田健一(群馬)▽書記補佐=ケースビア章子(群馬)▽通常会計=岡本ケイ▽通常会計補佐=小林政司(福島)▽特別会計=福島厚子(富山)▽特別会計補佐=藤井真知子(徳島)▽会計監査=大谷明義(福岡)、秋元裕子(群馬)、佐藤芳江(栃木)、野田英子(群馬)

福岡会長(左端)から功労表彰を受ける左から上原、宮崎、当銘の各氏

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