山口県人会新年会:進む世代交代、着々と

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 創立105年の歴史を誇る南加山口県人会(アイリーン・ナカムラ会長)は1月17日、ダウニーのレストラン「賛美」で2010年度総会と新年親睦会を催した。会員ら83人の参加者がバフェランチをともにし親睦を深めながら新年の門出を祝った。
 同県人会は2005年に開催した創立100周年記念行事を機に改革に取り組んでおり、英語世代への運営移行を図っている。100周年以後の2会長はともに英語で会話する3世が務め、世代交代は着々と進んでいる。

顧問の新明薫さんの音頭で乾杯する参加者ら。左がナカムラ会長

 今年2期目のナカムラ会長が新年のあいさつに立った。県人会の発足は「助け合うことから始まり、その必要性がなくなった今は試練の時」と力を込めて、会の継続の重要性を説明。「存続のための方向性を真剣に考えなければならない」と訴えた。
 「絆」を大切にする会長は「本やインターネットではそれを得ることができず、直接ふれ合うことで深めることができる」と述べ、諸行事への参加を促した。会発展のためのアイデアを求め、「一生懸命がんばります。今年もよろしくお願いします」と締めくくった。
 若い会員を増やすために、同会は小東京でのさくら祭とこどもの日のイベントにブースを出し勧誘に努めている。ピクニックでは大学進学者に奨学金を授与し、郷土文化を織り交ぜながら子どもたちが喜ぶプログラムを組んでいる。こういった工夫の積み重ねで人材を育成、「次の100年」へと邁進する。
 英語世代の会長や幹部を陰から支える顧問の1人のヘンリー安田さんは、「英語で話さないと若い人が付いてこれない」と力説する。「いいものを残しながら新しいことに取り組み、時代、時代に相応した運営で活性化しなければならない」と意見を述べた。【永田潤、写真も】

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