明治大学野球部:創部100周年記念で米遠征―ドジャース支援で充実

0

ドジャー球場で練習する明大野球部のメンバーら

 明治大学野球部は23日から3月7日までの13日間、アリゾナ州グレンデールで実施する春季トレーニングキャンプのために渡米し21日、ロサンゼルスに到着した。翌22日午後には、憧れる大リーグのドジャー球場で3時間の練習を行った。

並んでキャッチボールを行う野村(右)と森田

 野球部の米遠征は10年ぶり。前回は交流試合を目的に地元数チームと戦うに留まった。一方、今回は創部100周年を記念し、訪米団52人による本格的なキャンプを企画。その内容は充実し、ドジャースの協力を得てドジャー球場、キャンプ地では球団所有の施設利用を許された。試合は地元アリゾナ州立大など地元の強豪校と6試合をこなす。恵まれた環境でトレーニングを重ね、100周年の節目を34回目の優勝で飾りたいところだ。
 善波達也監督は、米遠征を「選手が視野を広げて、世界に目を向けるきっかけとなるキャンプになってほしい」と期待。米チームとの対戦については、相手のレベルが分からないとしながらも、「スピードボールを投げる投手やパワーヒッターと対戦すると思うが、どんな風になるのか楽しみ」。ドジャー球場で練習しては「野茂さんがマウンドに上がり、活躍したグラウンドに立てて夢のよう。選手にとっていい経験となった」と述べた。今回の訪米を機に「定期的な遠征になればいい」と希望した。
 2007年の高校野球甲子園大会で夏準優勝の野村祐輔、春準優勝の森田貴之の両投手は同年、全日本高校野球選抜チームの一員としてロサンゼルスを訪れ3試合戦った。その時以来3年ぶりの訪米で、ともにホームステイし世話になったタスティン在住の岡田陶子さんとの再会を喜んだ。

2年半ぶりの再会を喜ぶ森田投手(左)と岡田さん

岡田さんは、選手とその家族とEメールを交換して、友好関係を継続しているという。
 野村は、日本人投手にとって滑りやすいメジャーの公式球に「違和感がある」としながらも、ブルペンで精力的に投げ込み登板へ向け調整に努めた。2人は、明大の偉大な先輩大リーガー川上憲伸投手(アトランタ・ブレーブス)が昨シーズン好投した同じマウンドに上がり、打撃練習で投手を務めた。森田はメジャーのマウンドの感触を「粘土質で硬いが、投げづらいことはなく、すぐに慣れるだろう」と話した。
 一行は明大同窓会のLA支部メンバーの激励を受けた。24日早朝、グレンデールに向けての出発でもまた、見送りを受け道中に食べる弁当を差し入れられた。選手らは、ロサンゼルスで活躍する先輩の厚意に対し優勝で恩返しすることを誓った。
【永田潤、写真も】

Share.

Leave A Reply