鹿児島県人会:西屋国弘さんが会長就任

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来賓、役員らと乾杯する西屋新会長(右から3人目)

 南加の県人会で最古の歴史を誇り昨年、創立110周年記念式典を開いて盛大に祝った南加鹿児島県人会は6日夜、都ホテルで2010年度総会と新年親睦会を催した。2度会長を務め大役を果たした岩下寿盛さんが勇退し、串木野市出身の西屋国弘さんが新任された。参加者約90人が新会長の門出を祝い、親睦を深めた。
 会長選出は、後任人事が上手くいかず「難産の末」、ようやく決定したという。西屋さんは2004年に「ペアレンツ・オブ・ザ・イヤー」を受賞した際に県人会から推薦を受け、「その恩返しを」と、県人会にこれまで寄付を続けてきた。会長就任は断るつもりでいたが、空席を作ってはならないと承諾した。

山口さんから賞状を授与される岡村さん(右)

 西屋会長はあいさつで、「年寄りの仕事を見て若者が奮い立ってもらいたい」と、意欲を示した。諸行事の充実を図り、「マンネリ化させず新鮮な出会いの場を作り、活発にしたい」と抱負を述べた。
 鹿児島ファウンデーションによる奨学金は昨年、110周年の祝賀会挙行のため行われなかったため同日、授与式が実施された。委員長の山口弘さんから受賞者を代表した岡村ジョージさんに賞状とチェックが手渡された。山口さんから激励を受けた岡村さんは、「がんばります」といい、勉学に励むことを誓った。
 110周年の記念誌を発行し、編集員長の鶴亀彰さんから報告がなされた。鶴亀さんは県史編さんで調査し、神武天皇が同県から出たことを知るなど「読めば読むほど、すごい」と驚いたという。「おいどんの県は、もこてすごか県じゃ」とうなった。
 余興は、毎年の県人会協議会の演芸会で歌うカルカンコーラースの男女のメンバーが元気よく合唱。また、奄美・喜界島出身で留学生の前泊佑香さんが三味線を弾き島唄と新民謡を披露すると、懐かしさに釣られた顧問の西元和彦さんと隣県の沖縄県人会会長の比嘉朝儀さんが踊り出し、場を盛り上げた。 
 鹿児島県人会は、100周年を機に次世代への移行を図り、110周年ではその方向性を再確認した。青壮年部とヘリテージクラブの若者が主導し、ピクニックを筆頭に、バレーボール、ソフトボール、ゴルフ大会など各種スポーツイベントで親睦を深めている。【永田潤、写真も】

奄美の民謡を披露する(左から)前田さん、比嘉さん、西元さん


元気よく合唱するカルカンコーラースの男女のメンバーら

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