うどん店「MATSUI」:ゴジラボウル 松井秀本塁打で5・50ドル―背番号にちなんで 

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ホームゲームの日は店員が「松井」に扮してサーブする。右が横田正義社長

 大リーグ、エンゼルスで5日、地元デビューをホームランで飾った松井秀喜選手の名字から屋号を付けたうどん店「MATSUI」(トーレンス)が、背番号「55」にちなみ各種メニューを55%割り引くユニークなサービスを展開している。目玉の「ゴジラボウル(天丼)」は、松井がホームランを打った翌日は5・50ドルで売り出すなど、「GO! GO!(=55)」キャンペーンで松井を後押しする。
 店のオーナーの横田正義さんは、「ミスタープロ野球」こと長嶋茂雄氏の「信者」と公言。長嶋氏に育てられた松井の大ファンでもあり、松井好きが高じて同店の所有権を譲り受けた4年前に店名を「MATSUI」に変更した。

ボリュームたっぷりの「ゴジラボウル」

 店は昨年、「待ち望んでいた」(横田さん)という松井のエンゼルス移籍が決まるやいなや日本酒や焼酎ビールなどアルコール類の55%割り引きセールを1カ月間、すでに実施。オフシーズン中はさまざまな商品開発を進め、選手のように開幕に備えてきた。
 応援関連メニューで「主力」と力を入れる「ゴジラボウル」は、大きな丼にご飯、各種野菜天ぷらを乗せた上に、7本の特大えび天を立てて盛りつけエンゼルスの「A」を表し、天使(エンゼル)の頭上の輪っかを丼のてっぺんに冠しチームロゴをイメージした。通常12・25ドルで売り出すが、本塁打の次の日は5・50ドル。赤字だが、食べた客からは「チームカラーの『赤』と同じだからいいのでは。ボリュームがあり、うまい」と好評だ。
 エンゼルスのホームゲームの日は、ウエイター、ウエイトレス、厨房スタッフは、チームの赤帽と松井選手のユニホームを着てサーブ。店内には、松井の直筆サインやチームのペナントが飾られ、応援ムードを盛り上げている。グッズを展示する松井コーナーの常設展も考えている。
 さらに、有志と協力し「松井応援バスツアー」(5月29日のマリナーズ戦)を企画している。店の前から出発し、参加者には「ゴジラ弁当」(10ドル相当)が振る舞われる。弁当の中味は、松井の好物である焼き肉やすし、刺身のほか出身地の石川県産のコメを使用するこだわり。
 横田さんは、テイクアウトのすし店「SUSHI BOY」12軒と健康食材を使った弁当店「BENTOS」2軒を経営し、成功を収めている実業家。うどん店では、「松井効果」を狙った便乗商法をして儲ける気は毛頭ないといい、純粋な気持ちで「松井をみんなで応援して、元気をもらいたい」。「膝などケガに気をつけてホームランをいっぱい打ってもらいエンゼルスを優勝させてほしい」と、新天地での活躍に期待を寄せている。
MATSUI
21605 S. Western Ave.
Torrance, CA 90501
(310) 320-2089
【永田潤、写真も】

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2 Comments

  1. Pingback: うどん店「MATSUI」:ゴジラボウル 松井秀本塁打で5・50ドル | 海外特派員ブログ

  2. 過去2回この「ゴジラ丼」をブログで紹介させていただきました。今日、昨日、6月5日にこの天丼を食べました。美味しかったです。
    ただ、NYの日本食レストランでも、「ゴジラ丼」、「ゴジラロール」と命名したメニューが映画会社からコピーライトで訴えられたそうなので、英語名を”Godzilla” ではなく “GoZilla-don”として紹介しました。。。

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