リトル東京ギャラリア:アジア系芸術家が展覧会―個性豊かな作品紹介

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作品の前に立つ林節子さん(左)とアリソン・キムさん

 リトル東京マーケットプレイスの入ったショッピングセンター「リトル東京ギャラリア」で空き店舗を有効利用し、日本、韓国、インド出身者などアジア系アーティスト10人の作品を並べた展覧会が開催されている。
 展示は、1階から3階までの各階の店舗内で催され、タペストリーや大きな扇子、キャンバスに描いた個性豊かな作品が会場を彩っている。
 ロサンゼルス図書館などに作品を飾っている日系人ナンシー・ウエムラさんは、青、赤、メタルゴールドの色彩を用い、大きなキャンバスの上に風水をイメージしアジア精神を表現。平和と調和を強調して、和紙を使ったユニークな作品を仕上げている。
 染色教室を持つ林節子さんの海や花、人体をテーマにエネルギーを自己表現した作品は、躍動感が伝わってくる。韓国から移住して41年が経つアリソン・キムさんは、カトリック系の敬虔なキリスト教徒。信仰、希望、愛、平和、幸福、喜びなど神聖な精神を重んじ、作品作りに生かしている。韓国系移民の多くが被害にあったロサンゼルス暴動に心を傷め、世界平和を切望する思いが作品の中に込められている。
 展覧会は毎月2回、1日と15日に複数の新たなアーティストの作品に入れ替えられる。詳細は、リトル東京ギャラリア事務所まで、電話213・625・7104。【永田潤、写真も】

風水をイメージした作品を出品する日系人ナンシー・ウエムラさん

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