小東京で南加桜まつり:日本文化紹介、社会向上図る

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1街で開かれた街頭音頭を楽しむ参加者

 日本文化を紹介し日系社会の向上を図るイベント「南加桜まつり」が10、11日の両日、小東京で開かれた。道路封鎖した1街と全米日系人博物館前の歩道、ゴーフォーブローク記念碑横の駐車場を会場に、露店やステージが並び終日、大勢の人出で賑わった。

男性の有段者を投げる女性合気道家(左)

 3つのステージでは、日本と日系文化に関連した日本舞踊や武道、ハワイアンダンスなどさまざまな出し物が紹介された。日系の個人や二世週祭財団、医療団体ばかりでなく、アジア系団体やLAとその周辺の公立学校区の教師15人を表彰。受賞したパサデナで教える女教師は、「とても光栄。贈られた盾を生徒たちに見せるのが楽しみ」と喜んでいた。
 大正時代を考証した着物ショーが開かれ、七五三や結婚式に着用する衣装などが披露された。モデルとして今年で3度目となるジャン・ペリーLA市議も板についた着物姿を披露。小東京と議会をつなぐパイプ役となるヒロインにひときわ大きな拍手が送られた。

大勢の観衆を前に着物ショーでモデルを務めるペリー市議

 出店は日本の民芸品やすしやテリヤキチキン、焼きそば、かき氷などの和食が多く販売され、行列は絶えることがなかった。街頭音頭が開かれ、シーズンを待ちきれない参加者が法被や浴衣姿で輪を作って練り歩き、3、4カ月ほど早い盆踊りを満喫し盛り上がった。
 日系3世で桜まつり実行委員長のウエンディ・アンダーソンさんによると、同祭は2002年に日系人の日本文化継承と日系社会の発展を目的にパサデナで始まり、小東京に会場を移して今年で4回目。ロサンゼルス市の協力を得て、年々参加者を増やし規模を拡大している。今年は、メディアへの広報活動を積極的に行い集客を図った。さらに、Eメール、フェイスブックの活用が奏功したという。

家族連れが多く参加した桜まつり

 アンダーソンさんは、「若者に人気のJポップやアニメと伝統文化の新旧の調和が取れたイベントになってよかった」と成功に胸を張った。
 来年は10回開催を記念し、ラスベガスで小東京と同様の桜まつりを企画している。【永田潤、写真も】

大正時代の着物ショーを行ったきれいどころ


日系人文化のフラダンス


メイドカフェのメイドによるダンス

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