相馬野馬追と相撲、空手:アーケディアの中学を訪問―ジャパンデー前に日本文化紹介  

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兜を被り、ホラ貝を吹き相馬野馬追を体験する生徒ら

 3月27日にアーケディアのサンタアニタ競馬場で開かれた東京シティカップ開催を祝って開かれた特別イベント「ジャパン・ファミリーデー」で日本文化を紹介した3団体は開催前日の26日、競馬場から数マイルほどの近くにある同市立ファースト・アベニュー中学校(ジェフリー・ウィルソン校長)を訪問し、国の重要文化財指定の福島県の「相馬野馬追」と相撲、空手の紹介に務めた。
 6、7、8年生の生徒300人が講堂に集まり、日本を紹介するビデオを鑑賞。東京、京都、温泉などの観光案内や食文化、桜の花見、祭りなどを学習し、知識を深めステージでの文化紹介に入った。

大山空手の模範実演

 南相馬市から訪米した侍一行は、本田信夫団長が率いる甲冑武者役の杉秀輝さん、秋葉克訓さん、松本利治さんら7人。鎧兜に身を固めた侍が、福島に伝わる1千有余年の相馬野馬追の歴史を紹介。毎年7月に行われるイベントには計500騎が疾走、「出陣式」「甲冑競馬」「神旗争奪戦」が魅力であると説明し、参加を呼び掛けた。
 希望者を募っては、生徒をステージに上げて鎧を被せたり、ホラ貝を吹かせるなど出陣気分を味わわせ、会場は戦国時代の様相を呈した。本田団長は「生徒が真剣に福島の伝統文化に興味を持ってくれてうれしい。いつか相馬野馬追を見に来てほしい」と話した。
 相撲は、元全米横綱2人が四股(しこ)を踏み、申し合いを行ったほか、生徒3、4人を相手に胸を貸すなどし盛り上がった。大山流空手の模範演技は、フルコンタクトで突きや蹴りの凄さに圧倒されながらも好奇心を持ち、習ってみたいという生徒も見られた。
 同校では7年生から世界の文化について教えており、ウィルソン校長は訪問団の実演について「生きた日本文化を紹介してもらい、生徒にはいい経験になった。サムライに非常に興味を持った生徒がいて、いいイベントだった」と述べた。【永田潤、写真も】

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