ひまわりカラオケ同好会:創立20周年で記念公演―メンバー25人が熱唱し祝う

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第1部のトリを務め「大漁まつり」を歌うエバリン前脇さん

 南カリフォルニアの広域に7教室を持ち、宇尾野ゆみさんが歌唱指導する「ひまわりカラオケ同好会」(柴洋子会長)は6日、日米劇場で創立20周年記念公演を開催した。メンバー25人が演歌を中心にコーラスや踊りを披露し祝い、日本からのゲスト歌手原田ヒロシらと共演、会場を埋めた約800人の観衆を魅了した。

ひまわりの先陣を切って舞台で歌う宇尾野ゆみさん

 第1部はメンバーが熱唱し、同会と親交の深い木原敏之さんが賛助出演、持ち歌の「さくら川」を歌った。2部は原田が企画・演出。歌と笑いに包まれた和やかなステージを楽しんだ。
 原田は、津軽三味線と坂東流舞踊の花園直道、人気女形の北岡ひろしと3人で華麗なショーを繰り広げ好演、観客は「おひねり」を弾んだ。原田は歌のみならず、絶妙のトークでも笑いを誘い会場を大いに沸かせた。
 記念公演は「われわれのショーではない」と強調した原田。「20周年を祝って、ひまわりを応援するために来た」といい、「脇役」に徹した。「メンバーは情熱を持っていて、25年、30年とずっと歌い続けてほしい」とエールを送った。
 柴会長は、20年を「歌を通してたくさんの人との『出会い』に恵まれ、助けられた」と振り返る。「まいたひまわりの種が芽を吹き、大輪の花を咲かせた」「音楽を愛する人は明るい。この仲間と、宇尾野さんの熱意に応えてがんばりたい」と抱負を語った。

「哀愁のフラメンコ」を歌って踊る池田千里さん

 同好会は、大正クラブで活動した宇尾野さんが「自分の会を持ちたい」と1990年に結成。「太陽に向かって、明るく元気な『ひまわり』のように」との思いを込め名付けた。辛いこともあったというが、「負けてたまるか」と自らを鼓舞し「みんなが付いてきてくれた」と感謝する。
 一時は100人を超える生徒を抱えた。多くののど自慢を各所のコンテストやショーに送り出し、カラオケ界の全盛期を支えた。だが、高齢化が進むにつれ会員数は減少。今は約70人が活動し毎秋(今年は10月24日)、発表会を開いている。敬老引退者ホームを毎月訪れ歌を聴かせており、ショーの前日には原田らを連れて慰問公演を開いた。本公演では20周年を記念し敬老に3000ドルを寄付した。
 20周年を最後に大掛かりなショーを止めるつもりでいた宇尾野さんだが、歌への情熱は冷めることなく翻意。「夢と希望を持ち、25周年に向けてみんなと歌い続けたい」「ひまわりのように、明るく、元気に」。【永田潤、写真も】

美声を響かせた「ひまわり合唱団」


金屏風の前で、裃姿での口上で幕を開けた。左から2人目から宇尾野さん、原田ヒロシ、柴会長


原田ヒロシ


手話を付けて「川の流れのように」を歌う北岡ひろし


花園直道

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