青森県人会ピクニック:二世週祭へ士気高める―ねぶた囃子、本番さながらの熱演

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息の合った囃子の演奏。奈良会長(手前)は大きな太鼓を打った 郷土の伝統文化の「ねぶた」で二世週祭を盛り上げる南加青森県人会(奈良・佳緒里・ターナー会長)は20日、トーレンスのコロンビア公園で恒例のピクニックを開いた。二世週祭のグランドパレード(8月15日午後5時半開始)に参加する県人会のねぶた囃子が本番さながらの熱演を見せ、士気を高めた。

飛び入りも加わり「ラッセラー」の勇ましい掛け声を上げるハネト

 奈良会長があいさつに立ち、「おいしいものをいっぱい食べて、元気に楽しくやりましょう」と呼び掛け。その言葉通り、参加者約100人がバーベキューや刺身を味わい、ボール・リレーやデカパンリレー、洗濯物干し競争、水風船投げ、すいか割りなど各種ゲームを思う存分楽しみ親睦を深めた。
 ピクニック初参加のスペンサー・達(とおる)・パトリックくん(13)は、母真紀さんの実家の青森・大鰐町を幼少の頃から毎夏のように訪れ、ねぶた祭に参加した。現地の囃子保存会でも活動し、太鼓と笛を演奏。祭りの思い出を「大きな太鼓の上に乗って叩いておもしろかった」と振り返る。この日は久しぶりにばちを握って打ち鳴らした。県人会の囃子保存会の山村俊夫さんの目に止まり「スカウト」され「パレードが楽しみ」と笑顔で語った。

豊島エミーさんの水風船キャッチ失敗の瞬間

 県人会は、ねぶた実行委員会と連携し準備を進めている。パレードに繰り出すねぶたは、昨年出た中型と委員会が呼びかけ地元小学生が作った約50基の子ども(金魚)ねぶたに加え、保存会の山村さんが2基(青森の人形ねぶたと弘前の扇ねぶた)を制作。地域密着の手作りねぶたが夜の小東京を彩る。
 奈良会長は帰郷した際に県庁を訪問し、三村申吾知事と面会し活動を報告した。知事は、米国で青森の伝統文化を継承していることを高く評価。「がんばって下さい」と激励を受け、ねぶたを描いたのれんを贈られた。「励みになり、ますますやる気が出た」という奈良会長は「われわれの根っこは青森」と力を込め、「青森県人の血が流れるていることに誇りを持ち、みんなで仲よく青森のため、日本のためにがんばりたい」と述べた。【永田潤、写真も】

親睦を深めたメンバーら。のれんは県からの贈り物


各チームが力を合わせたボール・リレー。右から2人目がスペンサー君

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