不動産差し押さえ物件急増:住宅ローン金利 過去最低

0

 米国内の7月のフォークロジャー(不動産差し押さえ)物件数は、長期に及ぶ住宅ローン不払いの家主が依然多いことを受け急増した。
 ローン返済が滞っているまま家主は住み続けているケースで、銀行などの貸し手は住宅ローンを和らげるさまざまなプログラムを家主に提供。しかし、その成功率にはばらつきがみられ、多くの家主が返済に苦しんでいるのが現状。未だかつてないローン未払い物件数の増加に貸し手側も窮地に陥っている。
 最新の調査によると、一連の債務不履行は、地域によって10%を超えている高い失業率やそれに伴う収入減、物件価格の高騰などを受け、返済が難しくなっていることが原因とみられている。
 オバマ大統領は差し押さえ物件の救済を図る施策を講じているものの、今年中に100万人以上の家主が差し押さえによって家を失う可能性があるとみられている。
7月は32万5229件が差し押さえ手続きの開始通告を受けており、前月比で3・63%の増加。しかし前年同月比では9・70%減となっている。17カ月連続で30万件を上回り、差し押さえ件数が高止まっていることを示した。
7月統計で不動産差し押さえ件数の一番多い州はネバタ州で、アリゾナ、フロリダ、カリフォルニア州と続いた。
 一方、連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)が先週発表した30年固定住宅ローン金利は全米平均で4・44%となり、統計を開始した1971年以来の過去最低水準を更新した。

Share.

Leave A Reply