ベル市:過剰徴収の固定資産税 払い戻しへ

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 不祥事が次々と明るみになっているベル市が、およそ4000人におよぶ家主に法定上限を超える固定資産税を数年にわたり徴収していた事態に対し、過剰徴収した分の払い戻しを行うとする法案が13日、成立した。「貿易ミッション」でアジアを訪問中のシュワルツェネッガー州知事にかわり、マルドナド副知事が同日午前、ベル市庁舎でこの法案に署名した。
 同市が約4000人の家主に対し、総額およそ290万ドルを過剰徴収し、市幹部らの高額報酬と引退年金になっていたことがロサンゼルスタイムズ紙の報道により先月、明らかになった。同市のマネージャーは約150万ドルの年俸を受け取っており、パートタイムの市長と市議3人はおよそ年10万ドルの俸給を受け取っていた。
 同市は、市民の17パーセントが貧困層で、ロサンゼルス郡のなかでももっとも貧しいコミュニティーの一つとされている。しかし、その固定資産税は同郡のなかで2番目に高く、高級住宅地として知られるビバリーヒルズよりも高い。
市民への払い戻し額は、所有する固定資産の価値により決められ、利子も含まれるという。成立した法案はベル市に対し、過剰徴収した全額を年末までに郡税務署に払い戻しすることとし、その後、郡が市民への返済分を個別に計算し、分配していくことになる。 

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