加州知事選:公開討論会を開催

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 11月2日(火)に本戦を控えたカリフォルニア州知事選の民主党候補、ジェリー・ブラウン州法務長官(72)はこのほど、対抗馬の共和党のメグ・ウイットマン候補(54)と3回にわたり公開討論会を行うと発表した。
 両者は10月2日にカリフォルニア州立大学フレズノ校で第1回目の公開討論会に臨む。公開討論会と討論集会は今秋、ロサンゼルスを含む州内各地で計10回にわたり開催される予定で、残る2回の公開討論会は北カリフォルニア地区で行われる予定。ブラウン候補はサンフランシスコでラジオ公開討論会も検討中だという。
 同じく中間選挙と同時に実施される加州選出の連邦上院議員選で、民主党現職のバーバラ・ボクサー上院議員(69)と共和党のカーリー・フィオリーナ候補(56)も2回目となる公開討論会を29日、パサディナ・パブリック・ラジオステーションで行う。公開討論会は同日午後1時から始まり、放送される。両候補は今月始めに、モラガにあるセント・メアリーカレッジで第1回目となる公開討論会を終えており、税制や雇用・経済問題などで激しい討論を繰り広げたばかり。
 レーバーデー祭日の6日にはロサンゼルスのダウンタウンで州知事選に向けた集会が開かれ、約650人の州公務員組合員らが集い民主党支持を訴えた。当日はブラウン候補のほかに、ボクサー候補も応援に駆けつけた。
 ブラウン候補は対抗馬のウイットマン候補が掲げる法人税の引き下げと、富裕層に対する税控除に対し、労働者層の負担をさらに強め、州の赤字をさらに深刻化すると批判した。
 カリフォルニア州は選挙登録者のうち43%が民主党、約30%強が共和党支持とされているが、8月に行われた世論調査によると、上院選ではフィオリーナ候補とボクサー候補の支持率は拮抗、また知事選の両候補者もほぼ同率の支持を集めて、共に接戦の様相をみせている。
 今秋の選挙では、ウイットマン候補の選挙資金にも注目が集まっている。同候補はネット通販やインターネット・オークションの最大手イーベイの前最高経営責任者で、これまでおよそ1億400万ドルの自己資金を選挙戦に費やしてきた。対するブラウン候補も1400万ドルの選挙資金を投じ、テレビコマーシャルなどで選挙キャンペーンを開始している。こうした多額の資金が投じられている今回の選挙キャンペーンに、労働者層からは批判の声もある。
 同州の失業率は12パーセント以上を記録し、赤字予算やフォークロジャー(不動産差し押さえ)問題など、深刻な問題が山積みとなっている。順次行われる公開討論会での候補者同士の一騎打ちに、有権者の注目が集まっている。  

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