So−Phis:高齢者昼食会に寄付

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ダーリン・クバ代表(左端)に寄付金を贈る(左から)リンダ・ヤスナガさん、リンダ・ホンダさん、ジョイ・チヤさん

地域社会や文化イベントへのサポートを目的として活動を続けるNPO「So—Phis」が8月27日、高齢者昼食会(リトル東京栄養サービス、ダーリン・クバ代表)を訪問し、寄付金1000ドルのチェックを手渡した。
 So—Phisはアジア系アメリカ人の女性で構成され、オレンジ郡に活動拠点のあるNPO。主な活動は、年に1度チャリティーファッションショーを開催し、集まった基金を資金援助が必要な団体に寄付をしている。これまでにも、全米日系人博物館や敬老シニア・ヘルスケアに寄付を行ってきた。
「以前、小東京タワーズで高齢者のための昼食会を紹介する羅府新報の記事を見た。高齢者に日本食を楽しんでほしいとの思いから続けるこの活動に感銘を受け寄付を決めた」と代表のリンダ・ホンダさん。当日はメンバーのジョイ・チヤさん、リンダ・ヤスナガさんも訪れた。
 高齢者昼食会は1976年から始まり、60歳以上を対象に日本食を月曜から金曜までの毎日昼、2ドルで提供。小東京タワーズ1階の食堂でボランティア約15人が毎日およそ200食分を作っている。足が不自由で昼食会に来ることができない高齢者には配達も行っており、小東京近隣をはじめ、モントレーパークやアルハンブラにも配達をしている。
 参加者の最高齢者は98歳。ほとんどの参加者が毎日足を運び、「日本食を食べながら友達との交流が楽しみ」と声を揃える。
 

友達との会話を楽しみながら昼食を食べるツジャ・キムさん

現在は日本人だけでなく、台湾や中国、韓国人の参加者も多いという。チャイナタウンにも中国料理を提供する同じような活動を行う施設があるが、小東京タワーズまで足を運ぶのは「日本食がとてもおいしいこと。そして何より友達に会えること」だという。毎日昼食会に参加している韓国人のツジャ・キムさんは「ここで友達に会い、楽しい会話と共に日本食を食べるのが毎日楽しみ」と笑顔をのぞかせる。
 アクティングディレクターの仲真節子さんは「介護施設はすべてをしてくれるところだが、ここは掃除も洗濯も自分でできる人のためのもの。そんな一人ひとりの尊厳を守り、おいしい日本食と仲間たちとの交流のなか、1日でも長く自立した生活を送ってもらうことが目的」と力を込める。
 昼食会の活動資金の6割は政府基金から支給されるが、残りの4割は寄付によるもの。「おいしい日本食を楽しんでほしい」との思いから低価格で提供している半面、厳しい運営を強いられているという。代表のクバさんは「活動に役立たせていただきます」と感謝の言葉を述べ、寄付を受け取った。ホンダさんは「寄付を通して、今後も高齢者の方々に日本食を楽しんでもらいたい」と昼食会の活動の趣旨にあらためて賛同した。
 高齢者昼食会については電話213・680・3700。【吉田純子・写真も】

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