加州中間選挙:世論調査でブラウン候補がリード

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 11月2日の中間選挙を5週間後に控え、加州知事選で争っている民主党のジェリー・ブラウン州司法長官(72)が共和党のメグ・ウイットマン候補(54)を支持率でわずかにリードしている。ロサンゼルスタイムズ紙と南カリフォルニア大学(USC)が9月15〜22日に世論調査を実施した。
 有権者登録をした1511人を対象に行った調査によると、ブラウン候補の支持率は46%。ウイットマン候補の支持率は41%。8月に行われた前回の世論調査では、両候補は同率の支持率を得ていた。
 ブラウン候補はヒスパニック系の有権者から強い支持を受けており、ヒスパニック系の44%がブラウン氏を支持。一方、ウイットマン候補へのヒスパニック系支持率は26%にとどまった。
 ヒスパニック系住民が多い加州では、いかにヒスパニック系有権者の支持を得るかが選挙戦において重要な要素となっている。ヒスパニック系の多くが民主党支持であるのを受け、ウイットマン候補はスペイン語のテレビコマーシャルや、街頭広告で支持を訴えている。
 政策別にみると、雇用、経済問題に対するウイットマン候補が掲げる政策の支持率は46%。対するブラウン候補は36%。民間企業の活性化を図り、州の赤字を抑えることをテーマに掲げるウイットマン候補への支持率の方が高かった。教育問題に関する支持率はブラウン候補が47%、ウイットマン候補が33%でブラウン候補に軍配が上がった。
 ウイットマン候補はネット通販やインターネット・オークションの最大手イーベイの前最高経営責任者。対するブラウン候補は1970年代に2期に渡り加州知事を務めた経歴があり、知名度は高い。
 一方、中間選挙と同時に実施される加州選出の連邦上院議員選の世論調査結果も発表され、民主党現職のバーバラ・ボクサー上院議員(69)の支持率は48%、対する共和党のカーリー・フィオリーナ候補(56)の支持率は40%だった。
またボクサー候補はアジア系、アフリカ系アメリカ人、アメリカン・インディアンなどマイノリティー有権者の支持率が52%、フィオリーナ候補は22%にとどまった。
 加州の失業率は8月現在、12・6%を記録。投票日までに各候補者がいかに雇用問題に対処し、有効な政策を打ち出せるかに、有権者の関心は集っている。  

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