加州知事選:公開討論会を開催

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 11月2日(火)に本戦を控えたカリフォルニア州知事選の民主党候補、ジェリー・ブラウン州司法長官(72)と、共和党のメグ・ウイットマン候補(54)が28日、カリフォルニア大学デービス校で第1回目の公開討論会を行った。
 両者は加州が抱える深刻な財政、雇用問題などに関する意見や、自身が掲げる対策を有権者に訴えた。
 公開討論会は3回に渡り行われる予定で、今回はその第1回目。およそ1時間近く行われた今回の公開討論会では、主に加州の予算問題、雇用問題、年金制度の見直し、移民問題、地球温暖化問題、水不足問題、そして死刑執行などについての両者は意見を戦わせた。
 190億ドルの財源不足により、いまだに州予算案が成立していないことや、12・4%の失業率で困窮する加州財政で、両者のこれまでの経験がどのように生かされるか、どう政治手腕を発揮できるかを有権者に示す場となった。
 ブラウン候補は1975年から83年までの2期に渡り加州知事を務め、対するウイットマン候補はネット通販やインターネット・オークションの最大手イーベイの前最高経営責任者。
 州公務員の年金問題については、両者とも制度の見直しが必要と主張。ウイットマン候補は定年を55歳から65歳に引き延ばし、確定拠出型の企業年金制度である401(K)の導入を提案。ブラウン候補も退職年齢の引き上げを訴え、年金制度の改革に取り組むと主張した。
 またブラウン候補は、ウイットマン候補のキャピタル税廃止を含む、州財政改善のための減税案に関しては、富裕層にだけ利益をもたらし、州財政改善には結びつかないと批判。
 公開討論会に先駆けて25日に発表された世論調査では、ブラウン候補の支持率は46%。ウイットマン候補の支持率は41%と、ブラウン候補が支持率でわずかにリードした。

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