男の手料理

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 某誌に掲載されている山田さんのコミックが面白い。この前は『男の手料理』がテーマ。自分のことを書かれているようで笑ってしまった。
 男の手料理は味は良いが「時間がかかる」「融通が効かない」「野菜が少ない」などと、主婦にはすこぶる評判が悪い。それでも「この料理の担当はあなた」が一つや二つはありそうだ。
 周りを見回すと、やはり一番はバーベキュー。これに鍋と麺類が続くようだ。以前はよくBBQやすき焼き、しゃぶしゃぶなどをしたものだが、最近はなぜだか遠のいている。
 その代わりと言ってはなんだが、モツ煮込みやパエリャなど、大きな鍋で一度にできる料理が増えてきた。大鍋で作っても一家5人、二日もあれば無くなってしまう。
 さて、評判の悪い「時間がかかる」だが、男の手料理は週末などにたまに作るくらいなので、下ごしらえが大変な料理になる。モツなども下ごしらえしてある材料を買えばいいが、高いし数も限られている。で、材料別にメキシカン、韓国とマーケット回りすることになる。臭みを取るために何度も煮こぼし、ある程度柔らかくなるまで手をかける。最初の頃、手抜きしたらまずかった。後は大鍋でコトコト炊いて出来上がり。
 「融通がきかない」は普段料理しつけないから、メモした材料をきっちり計らないとできないのだ。何度も作ってはじめて材料の量や種類の加減などが目分量や感覚でできるようになる。だから、それを毎日やっている家庭の主婦(主夫)は偉いのだ。カミさんをみていると、お菓子作り以外は計量カップなんて使ってないもの。
 野菜は考えたくないから娘に頼む。すると、サラダか野菜スープが出てくる。中華風であったり洋風であったりとそれなりに工夫をしているが、煮野菜となるとカミさんやお袋にはおよばない。しかたがないか。今のうちに訓練してもらおう。
 なにはともあれ、そのうち「これだけは」の男の手料理を集めて特集などしたいものだ。【徳永憲治】

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