雅押絵研究会米国支部:30周年記念展示会、師範5人らの作品並ぶ

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会場には押絵のみならず、木目込み人形や手芸作品など150点が並んだ


木原支部長が1週間で仕上げたという「藤むらさき」


 茶道、華道と並んで三大花嫁修業の一つといわれ、1200年の歴史を持つ「押絵」を指導する「雅押絵研究会米国支部」(木原静玉支部長)は2日、創立30周年を記念した展示会をトーレンスのミヤコ・ハイブリッドホテルで催した。
 会場には、今年師範免状が授与されたジョアン・タケモトさん、佐藤真弓さん、石郷岡英子さん、熊谷由紀さん、カリーナ・チャンさんの師範5人および木原支部長による押絵、木目込み人形、編み物などさまざまな手芸約150点が展示され、多くの人の目を引きつけた。
 同ホテルの宿泊客オルガ・ソートーさんとヒューゴ・サンチェスさんは、「着物の鮮やかな色に引きつけられ、思わず立ち寄った」。中でも木目込み人形に魅了されたといい、「その美しさ、繊細さに圧倒された。一つ仕上げるのに時間がかかったことと思う」と感想を述べた。

石郷岡英子さんが4カ月かけて作成した羽子板。貼り付けたピースは180以上に上る


 また、過去に一度木原支部長のクラスを取ったことがあるという日系4世のコリーン・マルティネスさんと、セリーナ・大城さんは、「こうやってでき上がった作品を見ると、またクラスを取りたくなる」。押絵や木目込み人形は、「日本文化を学べる貴重な体験」と述べた。
 30年の節目を迎えた木原さんは、「感慨深い」と目に涙を浮かべながら、師範5人の成長を喜ぶとともに、来場者一人ひとりに感謝した。
 押絵教室の詳細は木原さんまで、電話310・538・5447。ウェブサイトは―
 http://kihara-artcraft.com/
【中村良子、写真も】

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