台湾出身の陳さん:母国の建国訴え講演―「国際法に則って活動」

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台湾建国に情熱を燃やし、講演会で熱弁をふるう陳さん

 台湾建国を目指し活動する陳辰光さんがこのほど、「日本李登輝友の会ロサンゼルス支部」(今村圭佑支部長)に招かれガーデナ平原日本文化会館で「台湾建国の狭間」と題した講演会を催し、約30人の参加者を前に日本語で2時間にわたって熱弁をふるった。陳さんは「国際法に則った活動が建国への唯一の道」という信念を持ち、母国のために献身する。
 「学者でもなければ理論家でもない。台湾建国の『特攻隊の先頭』」と称する陳さん。建国へ向け米国裁判所に対し「サンフランシスコ条約による台湾の地位」に関する訴訟や、法律の人材育成などの活動を継続するほか、今年7月4日に結成された「ホルモサ(台湾)法理建国会」主導の連盟と手を組み運動を展開する。
 講演で陳さんは「武器も金も政治力もない。最終的に浮かび上がったのが法律。法律さえしっかりつかめば、生き延びることができ、国を作ることもできる」と力を込めた。活動の軸は、1952年発効のサンフランシスコ条約。「これに基づくのが台湾にとって安全な道」とし、政治力、経済力、軍事力が弱まりつつある台湾を「自国での独立は不可能であり、米国の力が不可欠」と分析する。
 陳さんは、李登輝友の会の活動の趣旨に賛同し今回の講演依頼に応えた。在住するサンホゼからの交通費、宿泊費などを自費で負担した。台湾建国のために使命感を燃やしており、オレンジ郡在住の日本人のためにも同郡で講演する意向を示している。
  同会ロサンゼルス支部への問い合わせは電話で、今村さん213・388・3031または、鈴木さん626・576・8140。
【永田潤、写真も】

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