大正クラブ健康フェア:日系医師が無料で診断

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フルー予防注射を来場者に行う松元健医師(左)

趣味の会「大正クラブ」は7日、小東京のメリノール教会で「健康フェア」(加藤譲孜実行委員長)を開催した。日英両語を理解する日系医療奉仕団体「JCHI」(Japanese Community Health Inc.) と提携して行われ、同団体に所属する医師、看護師ら35人がボランティアとして参加。今年は355人が来場し、146人がフルー予防注射を、204人が血液検査を受け、日ごろの健康への懸念を解消する機会となった。
 去年はロサンゼルス郡からの配給停止をうけ、季節型フルー予防接種が受けられなかったが、今年は再開。予防接種のほか、内科健康診断、歯科、神経科、皮膚科、整形外科、指圧、針、泌尿器科、心臓科、足科、視力、聴力、胃腸科が無料で診断を受けられ、日本語で相談ができる。血液検査だけが16ドルかかるが、日本語で受けられることから会場には長い行列ができていた。
 

毎年健康フェアでは指圧をしてもらうという玉川厚さん(右)と小田島宏氏

血液検査に訪れたハシエンダハイツ在住の北島えり子さんは、今年初めての参加。羅府新報の記事を見て、無料健康診断があることを知ったという。「みんなで和気あいあいと診察を受けられ、気軽に参加できるのがいい」とし、「日本語で受診できるので説明にも納得ができる」と満足した様子だった。
 指圧に訪れたイーストロサンゼルス在住の玉川厚さんは毎年参加。「無料で指圧を受けられるので大変助かる」と終始ご満悦の様子だった。
 今年もおよそ100人のボランティアが会場運営を切り盛りした。診察会場の受付を手伝っていた今村圭佑さんは参加理由を「少しでも役に立ちたいから」と社会貢献への意欲をみせていた。
 加藤実行委員長は、ボランティアスタッフのサポートに感謝の意を表すると同時に、高齢化が進んでいることから、「若い人の積極的なボランティア参加も呼び掛けたい」と力を込めた。
 JCHIは小東京のミヤコホテル(328 E. First Street, Little Tokyo, Los Angeles) で毎月第3日曜日に無料健康相談を実施。健康フェアの採血結果は1週間後に自宅に郵送されるが、自分の数値の異常は医師でないと発見ができないため、結果を健康相談会に持参すると、英語で書かれた血液検査報告書を、日本語を話す日系人医師が説明してくれるという。
 次回のJCHIの無料健康相談会は21日(日)、12月19日(日)、両日とも正午から午後2時まで。【吉田純子、写真も】

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