加州:100ワット電球の製造廃止

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 2007年にブッシュ前大統領が署名したエネルギー自給安全保障法に基づき、エネルギー消費と温室効果ガス排出の削減を目的に、カリフォルニア州は1日から100ワット電球の製造を中止した。来年からは全米規模で実施される。1世紀に渡り人々に親しまれてきた白熱灯の灯は消えようをしている。
 消費者は今後店頭から姿を消す100ワット電球に代わり、ハロゲン電球やコンパクト蛍光灯、発行ダイオードなどの72ワット以下の電球の使用が義務づけられる。
 新たな規定により、電気消費量は年間20〜30%削減できると見込まれており、年間電気使用料にして全米で100億ドル以上が節約され、地球温暖化防止にも一役買うことが期待される。14年までには75、60、40ワット電球の製造、使用も中止される。
 しかし、ハロゲン電球は一個5・99ドル、発光ダイオードは20ドルと、新しい電球は白熱灯より割高とあって不満の声も高い。また白熱灯のほうが色合いもより自然で柔らかく、電気がつくのも早いとの意見もある。
 一方、法案支持者は、白熱灯の使用可能時間は約2000時間なのに対し、コンパクト蛍光灯はその6倍長持ちすることから、最終的には新しい電球のほうが経済的であると主張する。
 白熱灯の製造中止は09年にオーストラリアで初めて実施され、その後EU諸国、フィリピン、アルゼンチンと続いた。今後、メキシコとブラジルが米国に続くものとみられている。 

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