宮城県人会新年会:七夕まつりへ再団結ー他団体と協調関係を継続

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新年を祝った宮城県人会のメンバーら

 二世週祭の一環行事として昨年まで2年連続で開かれた「ロサンゼルス七夕まつり」を提案した南加宮城県人会(米澤義人会長)は16日、モンテベロのクワイエットキャノンで新年度総会と親睦会を開いた。参加者約80人が、昼食に余興、福引きなどを楽しんで新春を祝い、七夕まつりと来年の創立110周年記念イベントに向け心を一つにした。

祝杯を挙げる米澤会長(右)と浅野和夫副会長(中央)と参加者ら

 米澤会長が新年のあいさつに立ち、七夕まつりを中心にした県人会への支援に謝意を表した。七夕まつりで学んだ「和」を強調し、日系の他団体との協調関係を継続することを確認した。
 昨年の第2回LA七夕まつりは、日系社会の各団体が制作した200個を超える七夕飾りが展示され成功を収めた。また、長さ20フィートの世界最大級という七夕飾りも登場し、伝統の祭に花を添えた。
 七夕まつり実行委員長のブライアン鬼頭さんが、来賓として新年会に参加した。七夕まつり開催を発案した同県人会に敬意を表し「七夕はコミュニティーが一体になって取り組むすばらしいイベント」と、開催の意義を強調。小東京での諸活動は文化が不可欠だと力を込め、「『3・3(ひな祭り)』『5・5(子どもの日)』に次ぐ、『7・7』の七夕まつりを定着させるためにがんばりたい」と意欲を示した。
 深く付き合う日系の9団体の代表を招待した。来賓を代表して南加県人会協議会副会長の野田健一さんが祝辞を述べた。野田さんは、県人会が郷土文化の七夕まつりを紹介したことを称賛し「七夕文化を全米に広めてほしい」と願った。
 村井嘉浩県知事から届いた祝辞が披露された。知事は、県人会の七夕まつりでの活躍を「日米交流の懸け橋となっている」と高く評価。「宮城の文化である七夕まつりが今年も盛大に開催され、ロサンゼルスを代表する夏の風物詩になってもらいたい」と期待を寄せた。
 県人会の今年の活動はボウリング大会(4月17日)サクランボ摘み(6月5日か12日)ピクニック(7月17日)県人会協議会ゴルフ大会と七夕まつり。2012年の県人会創立110周年記念行事の準備にも取り掛かる。また、青森ねぶた、秋田竿燈、仙台七夕の東北三大祭りを回るツアーも予定しており参加を呼び掛けている。
 19年目の続投が決まった米澤会長。今年で81歳という高齢と、会のマンネリ化を理由に「勇退」を申し入れたが、後継は見つからなかった。メンバーは109年の伝統を誇る県人会の解散を望まず、やむを得ず引き受けたという。米澤会長は「こうなったら、ぽっくり逝くまでやるしかない」と冗談交じりに話し、「会員を増やして楽しくやりたい」と抱負を述べた。【永田潤、写真も】

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