総領事館:新年の賀詞交歓会―日米文化会館と初共催

0

新年のあいつに立つ伊原総領事

 在ロサンゼルス日本国総領事館は2日、日米文化会館と共催し同会館のガーデンルームで2011年の新年賀詞交歓会を催した。地元の政財界、日系主要団体の代表など招待客171人におせち料理を振る舞い、祝い餅つきのパフォーマンスなど日本伝統の正月文化でもてなし、新年の門出を盛大に祝った。
 総領事館は昨年まで新年会を同公邸で開いてきたが、本省から提案を受け、日本に関係する他団体と今回初めて共催した。新年のあいさつに立った伊原純一総領事が、その事情を説明。総領事は「すぐさま、美しい日本庭園を持つ日米文化会館と手を組もうと思った」と紹介した。会館の「事始め」と同日開催とし、コラボレーションに花を添えた。

招待客が飛び入り参加し会場を沸かせた祝い餅つき

 総領事は、日米経済で長年のデフレを取り上げたが「難問はそんなに込み入ったものではない」と持論を展開。「日本人は預貯金があるので、乗り越えるためには個々が将来を信じて消費、投資をすれば日本を助けることができる」と提唱した。「プラス思考で」とアドバイスし「日本へ元気を送ろう」と呼び掛け、新年らしい明るい言葉でスピーチを締めくくった。
 文化会館のサンディ・サカモト理事は、新年会共催の申し出を快諾したのは「日本という同じテーマを持って活動するわれわれなので当然」と言い切り、「総領事館や他の団体と手をつなぎ、日系社会と日米のためにがんばりたい」と抱負を話した。
 ロサンゼルスには、良好な日米関係のさらなる発展を目指し多くの団体が活動する。そのリーダー的組織が総領事館であり、総領事は「人と人、組織と組織の橋渡しとなり、『WIN WIN』の関係を築きたい」と希望。日本と日本文化の強みを全面に押し出す方針を示しており、具体例としてリトル東京デザインウィーク(7月)やアニメエキスポ、食、着物などの紹介イベントの協賛を挙げ、「ロサンゼルスの特色を生かした日本のショーケースに力を入れたい」と抱負を述べた。【永田潤、写真も】

振る舞われた色とりどりのおせち料理


乾杯の音頭をとるテリー・ハラLAPD副本部長【写真左】あいさつを述べるサンディ・サカモト理事【同右】

Share.

Leave A Reply