加州ブラウン知事:財政改善リストの提出求める

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 カリフォルニア州のジェリー・ブラウン知事は22日までに、直面する270億ドルの財政赤字解消に向け、州政府の運営上の無駄を省き、経費削減を図るため、州会計監査官と民間人および州議員で構成されたリトル・フーバー委員会などに、無駄な政策を指摘し10項目のリストにして提出するよう求めた。州政府の肥大化を指摘する共和党議員からの反発を和らげる動きにもなりそうだ。
 ブラウン知事は次期会計年度で3億6300万ドルの運営経費削減を目指しており、これまでにもすでに州公務員採用の停止や新たな公用車購入の禁止、州政府が支払っていた職員9万6000人分の携帯電話の約半数の契約解除などを実施してきた。こうした無駄をなくすことで、州財政の立て直しを図る。
 知事は「州民からの税金を無駄にしないため、あらゆる可能性を模索し、検討を重ねる必要がある」との声明を発表。州上院予算委員会で副委員長を務めるボブ・ハフ議員(ダイアモンドバー・共和党)は、経費削減を図るブラウン知事の方針は、これまで加州が野放しにしてきた無駄を省く有効な政策であるとともに、州政府の体質改善にもつながると支持を示した。経費削減のための10項目リストは3月4日に知事に提出される。
 州会計監査官は、起こりうる無駄遣いや、不正、内部の不満などを調査。リトル・フーバー委員会は、知事から任命された民間人5人と、州議会から選ばれた4人、上・下院から選出された2議員の計11人で構成され、州政府の運営調査を行う。
 州議会は現在、経費削減案と同知事が提案する所得税や車のライセンス料の税率引き上げ延長案などの審議に取りかかっている。ブラウン知事は、税率引き上げ延長を問う住民投票の6月実施を訴えているが、共和党議員らは反対している。 

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