加州ブラウン知事:財政難解消の予算案に自信

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 カリフォルニア州のジェリー・ブラウン知事(民主)は10日夜、ロサンゼルス・ダウンタウンのホテルで開かれたロサンゼルス商工会議所の122周年記念祝賀会に出席。1月初めの就任以来、初めてロサンゼルスを公式訪問した知事は、自身が提案した加州の250億ドルの財政赤字解消を目指す予算案について言及、「カリフォルニア州の財政赤字は必ず克服できる」と述べ、自信を示した。
 およそ1500人の出席者を前に知事は、「予算案は1つの党の案ではなく、州全体のものである。加州の未来を築き上げる予算案を押し進めて行きたい」と訴えた。
 財政難を改善するため、7月に終了期限を迎える暫定的な州所得税、小売り税、車両ライセンス料の税率引き上げを5年間延長し、さらに再開発事業局の閉鎖を提案、これにより120億ドルの歳出削減を目指している知事は党派を超えた協力を呼び掛けている。
 税率の引き上げ案の可否を問う住民投票を6月に実施したいとの意向を示しているブラウン知事だが、住民投票の実現には議員2/3の承認が必要であるのに加え、まだ共和党サイドから支持を得られていないのが現状である。
 またシュワルツェネッガー前知事のもと2009年5月に行われた2年間の税率の引き上げ延長を求める住民投票では、反対65%対賛成35%で否決されている。
 再開発事業局の閉鎖に関しては、ロサンゼルス市長をはじめ多くの自治体が反対。地域の雇用創出や民間投資から見込める経済発展を妨げるとして抵抗している。
 こうした反対意見が強いなか、知事は「民主党、共和党のほか、ビジネスリーダーたちも予算案に懸念を示している。しかし私は、この予算案が加州の危機を救うものだと確信を持っている」と強調した。

 

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