南加日系婦人会:柴洋子会長が2期目へ、3年後の110周年へ始動

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元ロサンゼルス郡検事伊藤氏による役員宣誓式。右端が柴会長


来賓を代表してあいさつに立つ伊原真規子・総領事夫人


 社会福祉、日米友好親善、日本文化の高揚と普及、国際交流と発展、会員相互の親睦を主な目的とする「南加日系婦人会」(柴洋子会長、会員約85人)は12日、「2011年度新役員就任式と新年昼食会」を小東京のキョウト・グランドホテルで催した。会場には、名誉会長である伊原真規子・総領事夫人をはじめとする来賓および会員約70人が出席し、3年後に控えた創立110周年へ向け、団結を一層強めた。
 会長2期目を迎えた柴会長は昨年1年間を振り返り、「多くの方からのご支援を賜わることができ、さまざまな温かい触れ合いがあり充実した1年だった」とあいさつ。同会が社会活動を続けられるのは日系社会のお陰だと礼を述べるとともに、「110周年に向け、さらなる団結と充実促進のため、これからも福祉、日米親善、日本文化交流に尽力していきたい」と抱負を述べた。
 南加日系婦人会は日露戦争の勃発を機に、祖国日本を救援する目的でロサンゼルスの婦人有志により「羅府婦人会」として1904年に発足、今年で創立107年を迎える。80年代後半には会員数の激減により一時存続が危ぶまれる時期もあったが、当時の山口はつ枝会長ら数人が立ち上がり、慈善活動などさらに力を入れ、危機を乗り越えた。
 これらの歴史があることを踏まえた上で柴会長は、「ここ数年は会員数が増えている」と報告。昨年1年間で6人、今年もすでに5人が会員の推薦を受けて入会したといい、「先輩方が築き上げてくださった同会の歴史と伝統を引き継ぐためには、同会の活動趣旨を理解してくださる方々の協力が必要で、このように多くの方がわれわれの活動に賛同してくださりとてもありがたい」と感謝した。
 今年入会したのは、草月流教授の武市治子さん、同じく草月流教授の荒尾美也子さん、池坊教授の小川寿美代さん、元ロサンゼルス統一学校区の教師で、サンファナンドバレー・コミュニティーセンター内メイジ・シニア・シティズンズの会長山田勝子さん、南加日系商工会議所主催の「お正月・イン・リトル東京」などをはじめとするコミュニティー・ボランティアを務めるカーター・友子さんの計5人。
 新年会では、元ロサンゼルス郡検事のルイス・伊藤氏の先導により、2011年役員宣誓式が行われた。また、南加県人会協議会の当銘貞夫副会長、南加日系商工会議所の半田俊夫会頭、在ロサンゼルス日本国総領事館の伊原真規子・総領事夫人が来賓を代表し、同会の献身的なコミュニティーへの貢献に感謝の言葉を述べた。

14歳の津軽三味線奏者、アトキンス・直樹さん


 食後は、14歳の津軽三味線奏者、アトキンス・直樹さんによる津軽三味線の演奏が披露され、参加者一同は楽しい午後のひとときを満喫した。
 2011年の役員は次の通り。(敬称略)
 ▽名誉会長=伊原真規子▽会長=柴洋子▽副会長=土斐崎和子、橋本フランセス、山城キティー、山口淑子▽書記=川辺昭代、松永満智子(日本語)、吉山清子(英語)▽会計=ラモス逸子、川口利江▽会計監査=出口啓子、新橋和子、正原久子
【中村良子、写真も】

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