南加熊本県人会:新年親睦会を開催

0

 

(右から)沖本会長、功労者の大森辰代さんの代理の上村シズさん、豊田幸子さんの代理の豊田智さん、88歳の村上ふさ子さん、80歳の松村豊作さん、婦人会長の平野ジャニスさん

南加熊本県人会(沖田義邦会長)は30日、小東京のミヤコホテルで新年親睦会を開催した。会員約65人が集まり、食事や福引き、同県人会員による津軽三味線演奏やフラダンス、ゲストによる余興を楽しむとともに、若い世代の積極的な参加を呼び掛けた。
 熊本県出身で3月に日本に帰国することが決まっている作永重一領事が来賓としてあいさつに立ち、ロサンゼルスにきて驚いたことは「九州出身者の多さだった」と赴任当初を振り返った。遠く離れた地で、ふるさとを感じることができたのも、同県人会の存在が大きかったことを述べ、メンバー全員の今後の活躍を願った。
 同会は南加地区で2番目に長い歴史を誇る。ピクニックやゴルフ大会のほか、毎月行われる役員会では約50人が集い、婦人会のメンバーが作る食事を囲みながら、会員同士の交流を図っている。
 近年の新会員の減少や、若い世代の参加者が遠のいている現状を受け、沖田会長は、若者の会員数が多い他の県人会の催しにも積極的に参加。「世代を超えて、みなが楽しめる会にするのが今年の抱負」だと力を込めた。
 余興では、熊本県出身で14歳のオレンジ郡在住のアトキンス直樹君が津軽三味線を披露した。熊本から来ていた日本人留学生が津軽三味線を演奏しているのを聞き、その情熱的な音色に魅了されたという。10歳で習い始め、日本に1年間一時帰国していた際、師匠のもとで技を磨き、帰国後は独学で日々練習に励んでいるという。若者の演奏に参加者全員が聞き入り、今後の活躍に期待した。
 長寿祝いも行われ、88歳の村上ふさ子さん、80歳の松村豊作さん、美奈川丈治さん(欠席)、功労者の豊田幸子さん、大森辰代さんが受賞し、熊本県の蒲島郁夫知事から送られた表彰状が授与された。功労者の2人は欠席していたため、豊田さんは夫の智さんが、大森さんは上村シズさんがそれぞれ代理で表彰状を受け取った。
 88歳を迎えた村上さんは熊本県に生まれ、在米50年だという。長寿の秘訣を「とにかく、くよくよしないこと」と元気よく答えた。【吉田純子】

 

Share.

Leave A Reply