鹿児島県人会:西屋会長が2年目続投―親睦会は飲んで、歌って、踊り郷土文化堪能

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顧問の宮内武幸さんの音頭で乾杯する西屋会長(中央左)と参加者

 南加鹿児島県人会は5日、トーレンスのミヤコ・ハイブリッドホテルで2011年度総会を催し、昨年就任した西屋国弘会長の続投が承認された。新年親睦会では、懇意にする佐賀、沖縄県人会と南薩同郷人会から来賓として各会長を招き、参加者約80人が薩摩特産の焼酎を飲みながら、民謡演奏、小原節を踊るなど郷土文化を堪能し夜宴は盛り上がった。
 西屋会長があいさつに立ち、役員・会員の協力と県人会内の各部会の活動に対し謝意を表した。特に、英語で会話する30人近いメンバーのヘリテージクラブと約35人が在籍する青壮年会を「横の連絡を取り合って、鹿児島の文化・遺産を継承してくれている」と活躍を称賛。「出会いを大切にして、鹿児島弁で話して親睦し前に進もう」と呼び掛けた。

小原節を踊る会員ら

 県人会を支える婦人会、青壮年部、ヘリテージクラブの各代表が紹介され、各人が任務の遂行へ尽力することを誓った。新任の井上クリスティーン・ヘリテージクラブ会長が日本語であいさつし、80年前に桜島から移住した祖父から聞かされた苦労話を紹介。だが「日本人でよかった。鹿児島は1番いいところ」と、よく話していたという。「その言葉が私の心に刻まれている」―参加者は胸を熱くした。「会長に選出されて光栄で、クラブを大きくしたい。経験不足ですが、可愛がって下さい」の言葉に、期待を込めた大きな拍手が贈られた。
 また毎年、学業優秀で大学進学予定の鹿児島子弟に奨学金を贈る鹿児島ファウンデーションが3年前に県人会から独立し非営利化されたことが認識されていないという。そのため説明がなされ、寄付と支援が呼びかけられた。
 余興は、三味線演奏による民謡の披露や毎年の県人会協議会の演芸会に出演するカルカンコーラスが「上を向いて歩こう」を合唱。また、郷里の小原節が流れると、懐かしさに釣られて一人、また一人と席を立ち踊り出し、会場を練り歩いて宴会は最高潮に達した。
 鹿児島県人会は今年で創立112年、南加で最古の歴史を誇る。100周年を機に次世代への移行を図り、一昨年に挙行された110周年記念イベントではその方向性を再確認した。活動は、青壮年部とヘリテージクラブの若者が主導し、ピクニック、バレーボール、ソフトボール、ゴルフ大会など各種スポーツイベントを軸に親睦を深めている。【永田潤、写真も】

きれいな歌声を披露するカルカンコーラス

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