JERC:日本人子女教育の支援継続―木下会長「質を向上させる」

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日本人子女教育の支援継続を確認した(右から)高瀬隼彦・南加日商顧問、木下会長とムラツチ氏

 日本人子女の教育を支援する非営利団体「JERC」(日米教育サポートセンター・木下和孝会長)は16日夜、トーレンスのミヤコ・ハイブリッドホテルで今年度総会を開き活動の継続を確認した。ファンドレイズを兼ねた親睦パーティーも催され、来賓の作永重一・在ロサンゼルス日本国総領事館領事、トーレンス統一学校区のアルバート・ムラツチ理事長ら支持者がエールを送った。
 JERCは1995年、JBA(南カリフォルニア日系企業協会)のサウスベイ地区の教育部会から独立する形で設立された。現在、法人20社を含む約100会員が在籍。「教育は家庭から」と、米国・地元の教育システムを知らない駐在員の父母などを主にサポートする。
 活動は、各種教育オリエンテーションやセミナー、講演会、教育・福祉の映画上映会、定例ITクラスなどを催すほか、日本語図書の貸し出しなどと多岐にわたる。また、非営利の教育法人「Live Forum Foundation USA(木村正弘代表)」と協力して宇宙飛行士の山崎直子さんを迎えて日本語学校の生徒ら約800人が参加した無料講演会開催や日本の高校野球チームが来米し参加する大会を協賛する。
 親睦パーティーには約60人が参加。木下会長があいさつし、加州政府が前年比で23%の教育費を削減したこと説明。だが、「教育の質を落とさず、質を向上させなければならない」と訴え「未来を引っ張る子どもたちのために一緒にがんばろう」と逆境下での結束を呼び掛けた。
 あいさつに立ったムラツチ氏は、加州が過去3年間、教育予算を削減したにもかかわらず、同学校区の教育水準と、SAT、ACTの平均点はここ5年伸び、加州と全米平均を上回る高学力であることを紹介。教員数削減など厳しい状況での好成績を「トーレスには教育を支えるよいコミュニティーがあるから」とを説明した。「生徒がいいパフォーマンスをし続けるためにJERC、日系企業、日系社会の支援継続を願いたい」と述べた。
 JERCの詳細は事務局まで、電話310・373・4888。メール―
[email protected]
【永田潤、写真も】

ハワイアンダンスのグループに寄付金を贈る木下会長(左)

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