日米文化会館:各種日本文化を紹介―子供たちが体験学習

0

団子を作り大喜びのダニエルくん(左)とエリーちゃん

 日米文化会館は日本の子供の日にちなみ、鯉のぼりを掲げ、子どもたちが和太鼓演奏や和菓子・巻ずし作りなどを体験学習する恒例の「子どもの日」のイベントを14日、同館とノグチプラザで開いた。東日本大震災の支援活動も行われ、募金はもとより、被災地の宮城県仙台市と交流するロサンゼルス七夕まつり実行員会が七夕飾りを参加者とともに力を合わせて制作、復興に向けて心を一つにした。

太鼓のワークショップ。初めて太鼓を打ち鳴らしたアマヤちゃん(手前)

 同イベントは今年で28回目を数え、4歳から12歳までを対象に日系の他、多くの人種の子どもたちが日本文化を学んだ。ワークショップでは専門家から基礎を学び、ステージで各種パフォーマンスを鑑賞した。
 ワークショップは、和菓子(団子)とすし、太鼓が紹介された。和菓子作りは小東京の風月堂オーナーのブライアン鬼頭さんが指導し、子どもたちは、餅をこねたり、伸ばしたり、切って緑や黄、虹色のカラフルな団子を完成させた。早速試食をして「おいしいー」と大喜びした。
 ダニエル・チュウくん(7)とエリー・クラークちゃん(5)は、いとこ同士で参加。2人は朝の駆けっこを終えた後、さまざまな日本文化を体験した。エリーちゃんは、小さな手で一生懸命になって団子を作り「小さいボール(団子)をたくさん作っておもしろかった。甘くてとてもおいしかった」と笑顔で語った。
 太鼓のワークショップは、改修工事のため現在は使用されていない日米劇場のステージで行われた。7、8人の少人数で教えられ、簡単なビートの基礎から、テンポを速めてリズムを変えた応用とともに、両手を突き上げたり、飛び跳ねたりするパフォーマンスも学んだ。ロサンゼルスに住むアマヤ・コロナちゃん(6)は、太鼓初体験。

鯉のぼりの塗り絵に没頭する子どもたち

大きなばちを握り締め、力いっぱいに叩き「おもしろかった。またやりたい」と太鼓に興味を持った様子で話した。
 ステージショーは、日本舞踊や太鼓演奏、空手、阿波踊り、フラダンスなどが次々に披露されイベントを盛り上げた。各ブースでは子供たちが、ぬり絵や鯉のぼり、フェルトを使った巻ずし、おむすびなどのクラフト作りに没頭。作品を見せ合いっこして自慢していた。
 文化紹介と並行し、同会館前の公道を封鎖して行われた「ちびK」には、かわいいちびっ子ランナー約100人がエントリー。早朝の小東京を元気いっぱいに駆け抜けた。出走は昨年までは1人1回限りだったが、震災の「ジャパン・リリーフ・ラン」と題した特別イベントが設けられた。希望者が走り、復興支援の気運をいっそう高めた。ちびKの後、毎年開かれていた「3対3」バスケットボールトーナメントは、参加者数の不足により中止された。【永田潤、写真も】

早朝の小東京を元気に駆け抜けるちびっ子ランナー


【写真左】七夕飾りを作る少年【同右】両手を挙げて完走を喜ぶちびっ子ランナー

Share.

Leave A Reply