アリゾナ州山火事:近隣6州にも影響

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 5月29日からアリゾナ州東部で発生している山火事は、強風と乾燥によりさらに燃え広がり、その勢いは近隣の州にも拡大。各地で煙が見られ、専門家は健康への懸念を指摘している。
 同州北東部アパッチ郡の東部、人口256人の小さな町アルピンのホワイトマウンテン付近では約19万3000エーカーを焼きつくした。
 またニューメキシコ州との境にある人口177人の小さな町グリアと、人口1956人のスプリンガービルでは住民に対し避難命令が出された。先週末までにこの山火事により全体で2700人から3000人が避難したという。
 同州アッパチ・シットグリーブス国立森林公園のポンデロサ・フォレストでは、火の手が365平方マイルにまで燃え広がり、これまでに23万3500エーカー、家屋5棟を焼失した。5日には、時速60マイルの強風とともに火は北上した。
 アリゾナ州だけでなく、ニューヨーク州など遠方からも消防隊員が集まり、約2300人態勢で消火活動が行なわれているが、7日正午現在までの鎮火率はゼロパーセント。
 煙は近隣のニューメキシコ、アイオワ、コロラド、ネブラスカ、カンザス州でも確認され、アリゾナ州では煙により、ハイウエイ180のアルペンとニューメキシコを結ぶ区間が閉鎖となっている。
 アリゾナ州のジャン・ブレワー知事は6日、アパッチとグリーンリー両郡に対し非常事態宣言を発令した。
 今回の山火事は、2002年、05年に発生した山火事に次いで、同州で3番目に大きな規模となっている。   

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