カリフォルニア基金:肥満対策に健康改善プログラム、ミシェル夫人も栄養ガイド発表

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 健康問題を取り扱う民間財団であるカリフォルニア基金が、3500万ドルを投資し、低所得者を多く抱えるコミュニティーの一部で健康改善プロブラムを実施。5月11日に発表された調査結果によると、それらの地域の生徒に、食生活や生活習慣の改善、新鮮な食べ物を食べる傾向が表れ、成果がみられたという。
 肥満や貧困が原因とみられる栄養障害などの発症率が高い、サウス・ロサンゼルスやサンタアナ、オークランド、シャスタ郡、ボールドウィンパーク、チュラビスタの6つの地域に住む生徒を対象に、プログラムは行われた。
 同基金は過去5年間にわたり、生徒の健康に影響を与える学校給食や放課後プログラムの見直しに焦点を絞り、見直しを図った。
 各自治体と連携し、学校にサラダ・バーや、地元農家の新鮮な野菜を取り揃えたミニ市場を設置。公園の清掃を徹底し、休日も校庭を解放するなど公共のフィットネス設備の充実にも取り組み、子どもたちが運動できる環境をつくった。
 またプログラムの一環で、フレズノやオークランドなどカリフォルニア全土に、新たにファーマーズマーケットや農作物直売所を16カ所設置した。
 一方で、体育の授業時における生徒の運動量には、増加傾向がみられなかったという。また食品小売店で売られる食品の品質改善には困難を強いられ、依然、糖分の多い飲料水や不健康な食品は店頭に並んでいる。
 今後10年で同基金は、ボイルハイツやロングビーチ、サクラメントをはじめ、加州全土に渡る14のコミュニティーで、10億ドルをかけて雇用、教育、住宅、そして健康問題に取り組む予定だという。
 また、ミシェル・オバマ大統領夫人と農務省は2日、肥満対策の一貫として、健康的な食事の目安となる栄養ガイドを発表した。
 塩分や脂肪を減らして野菜や果物の摂取を増やし、バランスの良い食事をとることが狙い。穀物の半分以上は精白していないものにし、砂糖入りの飲料ではなく水を飲むよう勧めている。
 ミシェル夫人は、加工食品のカロリー量を減らすよう食品業界に働き掛けたり、学校給食の改善運動をしたりするなど、肥満対策を進めている。

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