ガーデナ仏教会付属日本語学園:思い出詰まった学園巣立つ、59人に卒業、修了証書授与

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ホール圓子学園長(右)から卒業証書を受け取る呂守喜久ちゃん


 ガーデナ仏教会付属日本語学園(ホール圓子学園長)の2011年度卒業・修了式が18日、同仏教会本堂で行われた。多くの来賓、父兄、教師らが見守る中、生徒は担任教師の先導で胸を張って入場。ステージ上でホール学園長から卒業・修了証書を、また中谷デービッド学園理事長から記念品が手渡され、多くの思い出が詰まった学園を巣立った。
 今年は、平日部と土曜部の幼稚園生40人、平日部と土曜部の小学部6年生9人、土曜部の中学部8年生4人、土曜部高等部10年生3人に卒業証書が、また土曜部高等部9年生2人と研究科1年(11年生)の1人に修了証書がそれぞれ授与され、皆勤賞30人と努力賞3人にはトロフィーが授与された。

幼稚園終了生総代のリム・佑希くん


 PTCの浜崎ナンシー会長は祝辞の中で、東日本大震災から3カ月が過ぎたことに触れ、「地震で日本の強さ、努力、優しさを世界の人々にみせました。私たちも見習って頑張りましょう」と呼びかけ、卒業生には「社会に出ても学校で学んだ日本語を忘れないように勉強を続けてください」と言葉を送った。
 また村上ジョン・仏教会顧問が、日々生徒のために指導を続ける教師をはじめ、家庭で生徒を支える父兄らに感謝の言葉を述べると、中谷学園理事長は、「同日本語学校は、教師をはじめ関係者らの努力や協力なくしては成り立たない」とあらためて感謝。勉学に励んだ生徒たちにもエールを送った。
 幼稚園修了生総代のリム・佑希くんは修了の辞の中で、「今日、僕たちは卒業します。お父さん、お母さん、校長先生、教えてくれた先生たち、学園で働いている人たち、本当にありがとうございました」と流ちょうな日本語であいさつし、学園で経験した日本文化にかかわる行事など、思い出を振り返った。

卒業生および修了生総代の刈米彩瀬さん


 また、卒業生および修了生総代の刈米彩瀬さんは、現地校での勉強や宿題に加え、同学園での勉強は大変であったことに触れ、その重圧から時々学園で羽目を外してしまうこともあったが、「皆、心の中では日本語を学ぶ大切さを理解していた」と述べ、辛抱強く指導にあたってくれた教師、また支援してくれた両親に感謝の言葉を述べた。
 ホール学園長は、現地校との両立を図りながら日本語や日本文化の勉学に励んだ卒業生に、「立派でとても頼もしい」と言葉を贈り、「社会に出ても明るく、前向きに、新しいことにチャレンジしてほしい」とエールを送った。
 卒業生努力賞受賞者は次の通り。(敬称略)▽川音莉莉、入江真由美、刈米彩瀬
 奨学金受賞者は次の通り。(敬称略)▽ユニオンバンク賞=引土亜矢芽▽カリフォルニア・バンク・アンド・トラスト賞=新阜将
【中村良子、写真も】

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