加州、原発建設に反対:福島原発事故が影響か

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 フィールド社が22日に発表した世論調査によると、カリフォルニア州の有権者の多くが、加州での新たな原子力発電所の建設に反対していることが分かった。調査は3日から13日にかけて472人の有権者を対象に電話で行われた。
 昨年は原子力発電所建設に反対の有権者は44%、賛成が48%いたのに対し、今回の調査では反対58%、賛成38%と反対派が多数を占めた。その背景には、3月11日に起こった東日本大震災での福島第1原子力発電所の事故や、1979年にペンシルベニア州のスリーマイル島原子力発電所での事故の影響が依然として強いとの見解が示された。
 一方、サンルイスオビスポ郡のアビラビーチにあるディアブロ・キャニオン原子力発電所や、ロサンゼルスとサンディエゴ間に位置するサンオノフレ原子力発電所など、現在加州に2カ所ある既存の原子力発電所の安全面に関しては、カリフォルニア州民の56%が安全、32%が危険との見方を示した。
 また今回の世論調査では、有権者の53%が石油会社によるカリフォルニア沿岸部での石油とガス採掘に反対し、43%が賛成していることも分かった。
 石油とガス採掘の安全性に関しては、有権者の間でも賛否が別れ、48%が安全、46%が危険と答えた。 

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