加州バーノン市:前行政官に有罪判決

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 ロサンゼルス市の南西約5マイルに位置するバーノン市の前幹部職員による高額報酬問題でロサンゼルス郡上級裁はこのほど、公金横領の容疑を認めた前行政官ブルース・マルケンホースト氏(76)に対し執行猶予3年、罰金1万ドルと、市に対し6万ドルの損害賠償を支払うよう命じた。
 マルケンホースト氏はゴルフやマッサージ、パーソナル・トレーナー、ホームセキュリティー、クレジットカードの請求など個人的経費や、政治献金などを含むおよそ6万ドルを公金から不法に使っていたと検事側は主張した。
 同氏はかつてカリフォルニア州で最も報酬が高い職員だったこともあり、在任最後の年には91万1000ドルの年俸を受け取っていた。
 しかし有罪判決が出たにもかかわらず、カリフォルニア州職員退職年金基金(CalPERS)によると、市幹部職員が公金横領で起訴されても、そのペンションだけが減額もしくは無効の対象になるので、同氏は今後も引き続きおよそ50万ドルの退職年金を毎年受け取ることになるという。
 バーノン市で刑事訴訟により有罪判決を受けた幹部職員は、同氏で2人目。50年以上にわたり市長を務めたレオニス・マルバーグ氏とその妻が、2009年に不正投票、共同謀議などの容疑で起訴されている。
 同市は人口わずか95人の小さな市。広さ約5・2平方マイルの中に、製造業、工業などが集まる産業地域となっている。昨年8月にベル市に引き続き、同市でも複数の市職員が50万ドルから100万ドル近い高額年俸を受け取っていたことが報じられた。
 

 

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