沖縄県人会、仲井眞知事が会館訪問:世界のウチナーンチュ大会、南加でも参加呼び掛ける

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大会PRのため日本から訪れた北米キャラバン隊

沖縄県で10月12日から16日にかけて行なわれる「第5回世界のウチナーンチュ大会」のプロモーションのため、同県の仲井眞弘多知事が6日、北米沖縄県人会館を訪れた。同知事は10日間の日程で、ロサンゼルスをはじめ、カナダ、ニューヨークなどの北米各地を訪問。約80人の沖縄県人会員が集まる中、南加地区に住むウチナーンチュ(方言で「沖縄の人」)の積極的な参加を呼び掛けた。
 同大会は、世界中に住む沖縄県に由縁のある人が一堂に母国に会し、伝統文化の継承と交流を図ることを目的に、1990年に始まり、5年に1度開催される。大会では琉球舞踊をはじめ、空手、獅子舞の披露や、伝統芸術の展示、ワールドバザールなども催される一大イベントとなっている。
 沖縄系は、北米、南米をはじめ、世界各地におよそ36万人いると言われ、今年は海外に住む沖縄系約5000人を含む、およそ35万人の総動員数を見込んでいる。前大会では、南加地区からおよそ150人が参加したという。
 北米沖縄県人会の呉屋君子会長は、今年、同大会に初参加する予定だという。米国での生活は長いが、沖縄で生まれ育った同会長にとって、大会への期待はひとしお。「何度も帰省はしているが、世界各地の沖縄系の人々が集まる貴重な機会なので、交流にも期待したい」と語った。
 

ウチナーンチュ大会への参加を呼び掛ける仲井眞知事

仲井眞知事は、最近では実際に沖縄の文化に触れたことがない2世、3世も多いことをふまえ、「そういった世代にも沖縄の伝統、文化を知ってもらいたい」と思いを込める。また、「さまざまなイベントを通して、穏やかで明るい国民性にも触れてほしい」とし、多くの人の参加を呼び掛けた。
 同県は普天間基地の移転問題など、外交面においても重要な位置を占める。「県内に住む人々と海外の沖縄系が集結し交流することで、県民の視野も広がり、政治だけでなく、文化の面でも海外との『クロスロード』の役割を果たしたい」と同知事は訴え、同大会が国際関係においても大きな役割を果たすことに期待している。
 同大会で今年初のイベントとして、沖縄の伝統芸能のひとつエイサー・フェスティバルを開催。青年隊エイサーのパフォーマンスのほか、体験コーナー、コンテスト、段ボールでエイサーの太鼓を作るプログラムもあり、充実した内容となっている。
 同大会への参加申し込みおよび、詳細、問い合わせは北米沖縄県人会、電話—310・532・1929。メール—[email protected]。または世界のウチナーンチュ大会実行委員会事務局、メール—[email protected]。 ホームページ—http://www.wuf5th.com/ まで。【吉田純子、写真も】

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