青森県人会:ピクニックで親睦深める―ねぶた囃子、二世週祭に参加へ

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みんなで力を合わせたボールリレー

 ねぶた囃子保存会を持ち、今年も二世週祭のグランドパレードに参加する南加青森県人会(奈良・佳緒里・ターナー会長)は父の日恒例のピクニックを19日、トーレンスのコロンビア公園で開いた。約70人の参加者が、バーベキューを味わい各種ゲームに興じるなどし親睦を深めた。
 毎年、ピクニック開始前にあいさつをする奈良会長は、本業のメイキャップアーティストとしての活動で日本に滞在している。各地での講演の合間を縫っては、東日本大震災の被災地を慰問する。多くの女性が化粧道具を津波で失ったこ

バーベキューのいい香りが食欲をそそった

とを知って胸を痛めた奈良さんは、化粧道具800セットを携えて仙台から青森、八戸の各市を巡回し寄付したほか、避難者に化粧を施して元気づけている。
 会長は、滞日中も県人会のことを気に掛けており、パレードで使うちょうちんを会員への手みやげにするという。託したメッセージの中で「ピクニックを思いっきり楽しんで下さい」と呼び掛けた。
 青森県人会のピクニックと言えば、豊富な料理の数々。バーベキュー、会員の手作り料理がテーブルを彩った。さらに、小東京ですし店「鮨元」を営む前会長の豊島年昭さんが、トロなど新鮮な数種の刺身を提供。「何から食べればいいのかわからない」といった声が聞かれるほどの豪勢な料理に箸が進んだ。おいしい料理を食べながら、故郷の思い出話に花を咲かせた。
 食事の後は小運動会。子どもから大人までが、ボールリレーやデカパンリレー、洗濯物干し競争、水風船投げ、すいか割りなど各種ゲームに興じて親睦を深めた。
 ねぶた祭りは、二世週祭に初登場した2007年から昨年までで3度参加し沸かせた。だが、今年は県人会とは別団体のLAねぶた実行委員会が解散したため、規模の大きなフロートを出すことを断念した。パレード(8月14日午後5時半開始)に繰り出すのは、昨年参加し地元で制作したねぶた―弘前の扇、暫(しばらく)、金魚、しゃちほこなど予定しているが、電飾はされない。昨年に次ぎ、LA統一学校区の小学生約50人が参加する。
 豊島さんによると、青森県人会は地元青森からの大型ねぶたの参加を望んでいる。その時に備えて、ねぶた囃子保存会は毎月1度の練習を欠かしたことはないという。パレードにむけて豊島さんは「がんばって、練習の成果を発揮したい」と抱負を述べた。【永田潤、写真も】

洗濯物干し競争(左)とデラパンリレーに興じるジェイソン豊島さん(左)とキアラ・マスダさん(左)


水風船のキャッチを試みる少年(左)と雄叫びを上げてすいかを割るノエル・タニグチちゃん(8)


新鮮な刺身

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