YMOとヨーコ・オノら共演:「ビッグな」日本人アーティスト―1万人の観衆を魅了

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31年ぶりのLA公演を行う坂本龍一(手前)が率いるYMO

 坂本龍一率いるYMO(イエローマジック・オーケストラ)とスペシャルゲストのヨーコ・オノら著名な日本人アーティストが共演するコンサート「ビッグ・イン・ジャパン」が26日夜、ハリウッドボウルで開かれた。日本のみならず海外でも「ビッグ」なアーティストのパフォーマンスに1万人超の観衆が酔った。

YMOをバックに熱唱するヨーコ・オノ

 1979年以来、初となるYMOのロサンゼルス公演に往年のファンが集結した。YMOのほか、チボ・マット、バファロー・ドーターなど海外でも名の知れたバンドが熱のこもったステージを繰り広げ大きな拍手を浴びた。
 終盤には、坂本龍一の友人のヨーコ・オノが登場した。豪華メンバーのコラボレーションは、YMOの伴奏でオノが絶叫。オノは昨年、ニューヨーク近代美術館(MoMA)の特別展に出品して注目を集めた展示作品のひとつ「Voice Piece for Soprano」のパフォーマンスを披露して会場を沸かせた。
 「われわれはビートルズ世代」と話す参加者の白人夫婦は「ヨーコ・オノのパフォーマンスがすばらしかった」と称した。夫人はオノがスポットライトを浴びてステージを去る姿に見とれたといい「彼女の個性がよく出ていてかっこよかった」と話した。
 ハリウッドから来た50代の男性2人はYMOの音楽を30年前に聴いた時は、「シンセサイザーを使って変だった」と振り返りながら「YMOを初めて生で聞くことができてうれしかった。オノ・ヨーコの歌は、気持ちがこもっていて感動した。今度は息子(ショーン・レノン)との共演が見てみたい」と話した。
 地元の日系アーティストもYMOと同じ、憧れのハリウッドボウルの舞台に上がった。タイコセンター・オブ・ロサンゼルス、日舞の藤間勘須磨会が前座として日本の文化・芸能を披露。公演開始前にはまた、太鼓や空手のデモンストレーションや日本舞踊、折り紙、着物、地酒の紹介のほか、7月7日の七夕にちなんで、参加者は短冊に願いを書いて笹に結んだ。また、東日本大震災の被災地復興のための募金ブースも出て、多くの参加者が協力した。【永田潤、写真も】

フィナーレは、参加者全員で舞台に上がりあいさつした

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